ショールームがオープン 家具ブランド「TSUYAMA FURNITURE」 洗練されたデザイン並ぶ/岡山・津山市
津山市内の木工関連事業5社が美作産ヒノキやスギ材で作る家具ブランド「TSUYAMA FURNITURE」のショールームが16日、岡山県津山市神戸の松永建材店内にオープンした。 【写真】「TSUYAMA FURNITURE」のショールーム外観
同ブランドの良さを市民らに直接触れて感じてもらおうと、製造業者の一つ・同社ショールーム1階(42平方㍍)を改装し、ヒノキ材を中心に家具類や生活用品約50点を展示。
店内には針葉樹の直線的な木目や風合いを生かしたダイニングテーブルやスツール、テレビボード、飾り棚、まな板やトレイなどの小物にいたるまで風合いや色合い、美しさを生かした洗練されたデザインが並ぶ。
同日の見学会では、訪れた人が続々と見た目や手触りなどを確かめていた。
同ブランド協議会所属イマガワの代表(75)は「長く使っていただくのに適している。美作産材を手に取っていただき、質感やあたたかみ、においを感じてほしい」と話している。
家具は受注生産となっており、そのほかの小物類は店内で購入できる。
午前10時から午後4時まで。日曜祝日、第2・4土曜は定休。
問い合わせは、松永建材(TEL:0868-28-1234)。
美作産材の魅力を広め、地元の森林循環に寄与しようと2019年にイマガワ(押入)、すえ木工(八出)、髙橋工芸(高野山西)、津山銘木(一方)、松永建材店(神戸)共同で立ち上げた。京都のSEIKI DESIGN STUDIOがデザイン、京都工芸繊維大・山本健太郎名誉教授が監修を務めている。
津山朝日新聞社