農林水産物輸出拡大へ、新たに2つの柱 海外展開やインバウンド狙い
日テレNEWS NNN
政府は10日、農林水産物・食品の輸出拡大に向け、新たに2つの政策の柱を打ち出しました。 新たな政策の柱は、「食品産業の海外展開」と、「インバウンドによる食関連消費の拡大」です。 具体的には、海外に進出した企業に対し現地企業とのマッチング支援や、外国人観光客の日本の食を目的としたツアーに対する支援などを強化していく方針です。 林官房長官「食品産業の海外展開や、インバウンドによる食関連消費の拡大の取り組みを強化し、双方の政策の相乗効果を高めることが重要です」 政府は、これまでの政策の柱「輸出拡大を加速化」に新たな2つの柱を加え、3つの柱の相乗効果を通して海外から稼ぐ力を強化する考えです。 施策が効果的かどうかを検証するため、数値目標を設定することも検討するとしています。