9月3日は「グミの日」かみ応えあるグミの売り上げが右肩上がり!味と食感だけでないその理由【岡山】
岡山放送
9月3日は語呂合わせで「グミの日」です。グミはどれもおいしくて、小腹を満たすのに最適ですよね。今、「グミ市場」が急拡大しているんです。その理由を探りました。 (街の人は…) Q:グミ好きですか? 「かたいグミが好きです。「忍者めし」が好きでよく買う」 「「ポイフル」ちょっとかたいグミ(が好き)」 「「ピュレグミ」を2つ持っています。学校のカバンに入れている」 「酸っぱいのが好き。「シゲキックス」よく食べる」 今、若者を中心に大人気のグミ!スーパーやコンビニでもグミ専用のコーナーが設けられ、海外のグミも合わせてたくさんの種類が並べられています。 (両備ストアカンパニー 菓子バイヤー 石原迪子さん) 「(グミは)ここ数年伸長しているカテゴリー。ソフトグミからハードグミまで全部よく売れている。幅広い種類にいろいろなファンがついている」 それもそのはず。民間の調査会社によりますとグミの売り上げはここ数年で右肩上がり。2021年にはチューインガムの市場規模を上回り、2023年は1000億円に迫る売り上げを記録しました! 特に売り上げが好調なのはかみ応えのあるハード系のグミ。ガムの代替品として消費が進んでいるとみられています。 岡山市に本社を置くカバヤ食品。人気菓子を数多く生み出し、グミのラインナップも豊富です。なぜ、ここまでグミ市場が拡大しているのか、担当者に聞いてみると… (カバヤ食品広報部 廣井良伸さん) 「もともとグミ市場はコロナ禍で拡大してきた市場。コロナ禍で接触が無くなった時に、SNSを中心にいろいろなおもしろい見た目や食感のグミが注目されて、SNSを通じて広がったのでは」 SNSで「グミ」を検索すると約30万件のヒットが。日々、たくさんのおススメグミ紹介が投稿されています。グミの特徴はなんといっても食感のバリエーションが豊かなこと。カバヤ食品でも、一番の売れ筋であるハード系のグミからこの秋、登場するしゃりっと新食感のグミまで独自の食感や噛み応えにこだわったラインナップが豊富です。 さらに、グミの流行にはもう一つ理由が…。 (街の人は…) 「学校でお菓子を食べているときに「1個ちょうだい!」と言う」 「自分だけ持っていて、「いる?」と聞いたことがある」 街で若者に聞いたインタビューでもグミをコミュニケーションツールとして使っている人を多く発見! (カバヤ食品広報部 廣井良伸さん) 「自分が好きなグミを他の人に知ってもらいたいという思いがコミュニケーションの1つとして役立っていると思う。互いに自分の好きなグミを交換して、「こんなグミがあるんだ!」と盛り上がるのはよく聞く」 今後、さらなる拡大が予想されるグミ市場。コロナ禍を経て、若者を中心に、コミュニケーションツールとしてすっかり定着したようです。
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