（写真：福島民報）

　１４日までの１週間に福島県内８２定点医療機関で確認された新型コロナウイルスの新規感染者数は計９９２人で、定点医療機関当たりの感染者数は１２・１０人だった。 　県が１７日、発表した。保健所ごとの感染者数は【表】の通り。県全体の感染者は前週の９２６人より６６人多かった。平均の感染者数は前週の１１・２９人と比べて０・８１人増加した。 　県はさらなる感染拡大を防ぐため、場面に応じたマスクの着用や、小まめな手洗いや換気などを実施するよう呼びかけている。 　■インフル患者１０５７人　前週比２９３人減 　福島県は１７日、県内８２定点医療機関で１４日までの１週間に確認されたインフルエンザ患者は１０５７人で、前週（１日～７日）と比べて２９３人少なかったと発表した。定点医療機関当たりの患者数は前週から３・５７人減り、１２・８９人となった。 　定点医療機関当たりの患者数は、国が警報終息基準として設定している１０人より多い状況が続いている。保健所別に見ると、いわき市が２０・２３人で最も多く、会津が１６・３０人、県南が１５・５７人と続いている。

　年代別の割合は１０歳未満が４２・５％で最多。１０代は２３・１％となっており、１０代以下が全体の約６割超となっている。