兵庫県警姫路署＝姫路市市之郷

　２日午前、兵庫県姫路市の男性会社員（５１）が、交流サイト（ＳＮＳ）で知り合った人物に投資名目で約８６０万円をだまし取られたと県警姫路署に届け出た。同署は詐欺事件とみて調べる。 【写真】だまされた自分を責める日々…女性が語る「詐欺盗」の手口 　同署によると、男性は昨年３月、マレーシア人女性を名乗る何者かとフェイスブックで知り合った。ＬＩＮＥ（ライン）などでやりとりを重ねる中で、ＦＸ投資に勧誘されたという。 　男性は、今年３～７月までに指定された口座にインターネットバンキングなどで計９回にわたり、現金８６２万円を振り込んだ。投資アプリ上では利益が出ているように表示されていたため出金しようとしたが、女に「引き出すためには手数料が必要」などと言われて出金できなかったことから不審に思い、被害に気付いたという。