お金を貸したことがある相手…1位と2位は? 3位は「兄弟姉妹」「恋人」
「金の切れ目が縁の切れ目」とはよく言うが、親しい仲でも金の貸し借りをきっかけに不仲になる例は少なくない。できれば貸し借りはしたくないが、頼み込まれると断りにくいというケースもあるだろう。 羽生結弦は“相手の幸せのため”と…離婚の裏に見え隠れする古くて新しい「家庭のオンリーワン問題」 信販会社「株式会社モデル百貨」(本社・長崎県佐世保市)はこの2月、運営するサイト「MoneyGeek」で、お金を貸したことがある10~60代の男女1000人(男610人、女390人)にお金の貸し借りについて調査。高額の金を貸した経験のある人が少なくないことがわかった。 貸した相手では、友人・同僚が最多で1位。飲み会の際の立て替えのような、一時的に少額を貸したケースが多いようだが、高齢者のなかには「事業資金に貸した」という例もあり、貸した金の平均額は27万2262円。 2位は親だ。子どもから金を借りるとは何とも情けないが、子どもだからこそ借りやすかったのか。3位は兄弟姉妹、5位は親戚なので、やはり肉親からは借りやすい、ということか。 4位は恋人。彼氏が彼女に貸した例より、彼女が彼氏に貸した場合のほうが多く、金額の平均でも75万7195円と最も高かった。なかには、1000万円も貸した女性がいたとか……。 意外にも、金を貸した人の57.8%は全額返ってきたという。一方、まったく返ってこなかったのは16.5%。 「借りるときは調子のいいことを言うくせになかなか返さない。しつこく督促するとまるで貸した方が守銭奴みたいな扱いをされた」(40代・男性・友人へ) 「生活が苦しいからと言うので貸したが、私よりもぜいたくな生活をしていることがわかり、不信感でいっぱい」(20代・女性・兄弟姉妹へ) “借りた金は自分の金”というだらしないヤカラは少なくない。ストレスやトラブルのもとになる金の貸し借りからは極力逃げよう。