世界初挑戦の西田凌佑、王者ロドリゲスとも計量一発クリア IBFバンタム級タイトルマッチ
◆プロボクシング▽IBF世界バンタム級(53・5キロ)タイトルマッチ12回戦 王者・エマヌエル・ロドリゲス―同級1位・西田凌佑(5月4日・エディオンアリーナ大阪第1競技場) 前日計量が3日、大阪市内のホテルで行われ、世界初挑戦の西田凌佑(27)=六島=はリミット53・5キロで一発パスした。初防衛戦に臨む王者・エマヌエル・ロドリゲス(31)=プエルトリコ=も53・4キロで一発クリアした。 IBFでは行われる試合当日計量は、4日午前8時に予定されており、バンタム級リミットより10ポンド(4・5キロ)超過がリミットとなる。 ◆西田凌佑(にしだ・りょうすけ)1996年8月7日、奈良・香芝市生まれ。27歳。香芝中では陸上部で長距離選手。王寺工でボクシングを始め、3年時に国体フライ級優勝。近大時代を含めアマ戦績37勝16敗。卒業後、一般企業に就職も脱サラし、19年10月、タイでプロデビュー。21年4月、WBOアジアパシフィック・バンタム級王座奪取(3度防衛)。23年8月、IBF世界バンタム級挑戦者決定戦で勝利し、挑戦権を獲得した。プロ通算8勝(1KO)無敗。身長170センチ、右ききの左ボクサーファイター。
報知新聞社