上野樹里、時任三郎、風間俊介ら再集結 『監察医 朝顔』2025年新春にSPドラマ放送決定
上野樹里主演のSPドラマ『監察医 朝顔2025新春スペシャル』が、2025年1月3日21時よりフジテレビ系で放送されることが決定した。 【写真】『監察医 朝顔2025新春スペシャル』場面写真(複数あり) 香川まさひと(原作)と木村直巳(作画)による同名漫画を原作とした本作は、主人公の興雲大学法医学教室の法医学者・万木朝顔(上野樹里)が遺体を解剖することで、その人の“生きた証”を見つけ出し、残された生きる人々の心まで救っていくさまを描くドラマシリーズ。2019年7月期の月9ドラマとして第1シリーズが放送され人気を博した後、2020年11月より第2シリーズが同枠で2クール連続放送された。さらに、2021年1月、2022年9月にはそれぞれ一夜限りのスペシャルドラマが放送され、いずれも高視聴率を獲得した。 また本作は、東日本大震災を真っ正面から扱い、第1シーズンから岩手県各地で撮影を行ってきた。甚大な津波被害を受けた岩手・陸前高田市を上野が初めて訪れたのは2012年。震災を後生へ伝えるため、津波が到達した場所に桜を植える「桜ライン3.11」の活動に参加し、紅しだれ桜の苗を植えた。その後、同作の撮影が始まり、2019年、2020年、2021年、2022年と作品のたびドラマスタッフと共に同地へ訪れ、震災から復興へと向かう現地の様子を目に焼きこんだという。 前作『監察医 朝顔 2022スペシャル』では、2人の育児や認知症が進行する平(時任三郎)との生活に悩む朝顔の心の変化が描かれたが、平は望み通り、岩手県仙ノ浦の老人ホームに移り、朝顔一家は朝顔、真也(風間俊介)、長女・つぐみ、次女・里美の家族4人の暮らしが始まった。成長したつぐみは時に反抗的なことも言い、真也を少し寂しくさせながらも、愛にあふれる幸せな日々が続いていた。 そんな折、溺死と見られる遺体が発見される。遺書も見つかっており自死と思われたが、解剖を通じて溺死にしては不審な点がいくつか見受けられ、他殺の可能性が浮上する。また、感電死とみられる遺体が続けて見つかり、解剖の結果から2つの事件のつながりが判明する。懸命に捜査にあたる真也は、山倉(戸次重幸)や森本(森本慎太郎)ら強行犯係のメンバーと共に、その先にある大事件に肉薄していく。同じころ、つぐみは「じいじ(万木平/時任三郎)を見た気がする」と、近くにいるはずのない平について不思議なことを話し始め……。 朝顔の父親・万木平役の時任三郎と朝顔の夫・真也役の風間俊介をはじめ、おなじみのキャスト陣も再集結。朝顔の職場である興雲大学法医学教室からは、元・主任教授で、今は特殊な処置で遺体を生前の姿に戻す“エンバーマー”として働く夏目茶子役の山口智子をはじめ、法医学者・藤堂雅史を演じる板尾創路、藤堂の妻で法歯学者・藤堂絵美役の平岩紙、法医学者・安岡光子役の志田未来、神奈川県警の検視官から検査技師見習いに転職した丸屋大作役の杉本哲太、検査技師・高橋涼介を演じる中尾明慶が続投。 そして平が刑事として働いていた野毛山署からは、強行犯係係長の刑事・山倉伸彦を演じる戸次重幸、本作で神奈川県警から野毛山署に戻り主任刑事となった森本琢磨を演じる森本慎太郎(SixTONES)、刑事で真也の姉・桑原忍を演じるともさかりえ、検視官・伊東純を演じる三宅弘城、検視官・沖田宗徳を演じる藤原季節、刑事・岡島浩司を演じる斉藤陽一郎、刑事・愛川江梨花を演じる坂ノ上茜がキャストに名を連ねた。 主演の上野、共演の風間、プロデューサーの金城綾香からはコメントも到着した。 上野樹里(万木朝顔役)コメント ・約2年ぶりの集結となった現場の雰囲気 2年ぶりにオリジナルのメンバーが全員集結して会うことができて、朝顔の現場で流れている全体の雰囲気が調和していて、やっぱり合うなと思いました。ちょっと面白いことをやってスベって監督がつっこんだり、緊張している人を解したりとちょっとした調整が入りつつも、基本的にはみんなのリレーションがすごく穏やかで心地が良い現場でした。スペシャルで一度きりの再会ということもあって、撮影が終わった後はみんな名残惜しい感じではありましたが、また解散。でもきっとまた会える気がする。そういった空間で撮影することができて良かったです。今回、万木家の寝室でつぐみと里美が眠るシーンがあったのですが、2人とも撮影で全力を出し切って本当に眠ってしまって、全カット撮り切るまで同じ寝相のままずーっとすやすや寝ててくれました(笑)。 ・台本を読んだ感想と見どころ 子どもたちの成長っぷりとしては、長女であるつぐみは恋をし始めていたり、次女の里美はおしゃべりがたくさんできるようになっていたりと、2人のリアルな成長を見ることができますので楽しみにしていただけたらと思います。また、遠く離れたお父さんと、東日本大震災で亡くした母、里子についてのシーンも出てきますので、是非最後まで見届けていただけたらと思います。 ・視聴者へのメッセージ 視聴者のみなさん、長い間、応援してくださってありがとうございます。2年ぶりに『監察医 朝顔』がお正月スペシャルで帰ってきます。是非楽しみにしていてください! 風間俊介(桑原真也役)コメント ・現場の雰囲気 万木家も野毛山署も、ずっとそこにあり続けている感覚になりました。実際にキャストやスタッフのみんなの心の中に『監察医 朝顔』はあって、描かれていない時間もしっかり歴史を重ねていると改めて感じました。観てくださる皆さんの重ねた時間と、この物語が重ねた時間が合わさるのが今から楽しみです。 ・台本を読んだ感想と見どころ 特別なパワーアップや、激動の変化は描いていません。ただ静かに2年分の成長と変化が描かれています。 しかし、つぐみと里美の成長には驚かされます。変わるもの、変わらぬもの、この2つを丁寧に描いてきた作品なので、子供たちの成長は『監察医 朝顔』を愛して下さっている皆さんに、是非見てもらいたいポイントです。そして、変わらぬ物語の温かさ、命への向き合い方、ここも見て頂きたいです。 ・視聴者へのメッセージ 『監察医 朝顔』は日常の幸せや穏やかな日々だけではなく、変わりたくなくても日々の中で変わっていってしまうものも描いてきました。だからこそ、今を大切にする。年始に久しぶりに会う人、長く会えてないけど連絡してみようかと思っている人と、この物語の話をしてもらえたらうれしいです。 金城綾香 (プロデュース)コメント 「『監察医 朝顔』が、またまた帰ってきます。上野樹里さんはじめとするすてきなキャストと、またドラマの世界を描くことができました。この素晴らしい機会は、長くこの作品を愛してくださった視聴者の皆様が与えてくださったものです。心より感謝申し上げます。 2019年7月に放送を開始したのですが、その5年後にまた皆で集まってSPドラマが撮れるとは思ってもみませんでした。 今回の物語は、全て“家族”につながっています。お正月にぜひぜひ、リアルタイムでご覧ください!まだまだ物語を続けていきたいので、応援のほど宜しくお願い申し上げます!
リアルサウンド編集部