V戦1号艇を手にした丸岡正典が完調宣言/ボートレース若松
ボートレース若松の「ミッドナイトボートレース BOATBoyカップ」は15日、最終12Rで優勝戦を行う。 準優は11Rで予選トップで節イチパワーの海野康志郎がFに散る波乱があり、優勝戦は1号艇から丸岡正典、麻生慎介、上平真二、濱崎直矢、高井雄基、佐々木完太という顔ぶれに。パワー評価は敢えて差を付けるなら丸岡>上平>麻生>佐々木>高井>濱崎。足自体は6人ともそこまで大差はないが、回転が合うか合わないかで乗り心地が変わってくる。バッチリ合ったのが丸岡、上平、佐々木。やや回り過ぎで乗りづらいのが麻生と濱崎という具合。 丸岡は3日目にチルトをマイナスに下げて、「いい足してるわ。最近の中でもダントツにいい」と完調宣言。準優を一緒に走った高野哲史あたりもレース前から「丸岡さんがすごく出て行く」と呆れていたほどで、よほど中へこみの展開にでもならない限り、負ける要素がほぼ見当たらない。 とはいえ、3日目は丸岡と同じくバッチリ調整を合わせてきた上平が3号艇だけに、まくり差しで肉薄のシーンがあるかも。麻生はまず乗り心地を整えたいが、乗りやすくなってもスピード勝負のレース傾向の時の2コースは少し分が悪くなる。 進入で注目は準優でも5号艇から3コースをピット離れで取った佐々木。なお、高井はこれが5回目の優出で初優勝がかかる。
マクール