大黒摩季、能登半島地震の復興応援チャリティーライブ開催「私は、踏み台の台になれればいい」
歌手の大黒摩季が13日、KT Zepp横浜で能登半島地震の復興応援チャリティーライブを行った。 大黒の熱い思いに賛同したA.B.C―Z、小林幸子、TRFのYU―KIら7組が参加。2000人を魅了した。 ライブ冒頭、「オープニングアクトの大黒摩季です!」とあいさつ。Team Black Starzを従え、「熱くなれ」「チョット」「夏が来る」「あなただけ見つめてる」のヒット曲メドレーで華々しく幕を開けた。ゲストコーナーを経て、全アーティストがステージ上に勢ぞろい。代表曲「ら・ら・ら」で締めた。 ライブの売上は義援金として被災地に寄付されるが、後日、大黒自らが届けに行く予定という。「新しいことを始めることは死ぬほど大変だけど、成功すれば、それを良しとし、不安の中で渇望していた人が動き出す。コロナ禍での活動もそうだった。日本中が痛み苦しんでいる人を救ってくれる、昭和のお節介が増える、それこそが“人類みな親戚”。私はいいんです、踏み台の台になれれば」と説明。「私自身が信じられなくなっていた『人の力』『音楽の力』『日本人の愛の深さ』を体感し、大感動し、能登の人たちの笑顔や元気のきっかけ、希望、勇気になるなんて。こんな素晴らしいことがある、それだけで最大級の幸せです」と喜びをかみ締めた。
報知新聞社