【灼熱の鮎ガール】良型の鮎ばかり釣れる〝デルデル〟ポイントを見つけた!
梅雨明けし恐ろしい熱さ続く7月中旬、解禁当初から好調が続いていた山梨県桂川水系。今回は今シーズン初となる支流、笹子川への釣行。どうやら「土用隠れ」の噂もちらほら聞こえてきたが、3日前には支流の笹子川、葛野川に成魚放流が行われたとのこと。渇水気味の笹子川の現状はいかに!? 【写真】〝デルデル〟ポイントで釣った良型の鮎
ヘチは垢ぐされ気味!滑る石に足が取られる!
今日も晴天釣り日和!しかし早朝から息苦しさも感じる30度オーバーの暑さ。ここ連日の猛暑には参ってしまう。こんな時には清流に浸かりながらの鮎釣りに限る!(笑) 桂川支流の笹子川。向かったのは「警察署裏」と呼ばれる前沢橋周辺。川幅は狭く、7~8m程の短竿で充分な釣り場だ。夏になり草木もスクスク育ち、ボサや木の枝が川に迫り出し釣りづらい場所も。しかし瀬、チャラ、トロ場とバラエティに富んだ魅力的なポイントである。早速着替えをしていると早朝の河原には蚊やブヨの姿も。のんびり着替えていると気づかぬうちに刺されてしまうのでご注意を。私は時すでに遅しで3箇所やられてしまった(泣)。 掻きむしりたい気持ちを抑え、今回は8mの竿で出動する事に。川に降りると早速ズルリと足を取られた・・・。足元を見ると渇水気味でヘチの石は垢ぐされしていてとにかく滑る!思ったより滑るので川歩きは充分注意してほしい。川を見渡すと黒い石と白い石のコントラスト。足元の垢ぐされをみる限り、黒い石は垢ぐされ。流れのあるポイントで所々白っぽい石が見られた。そこで先ずは白石に狙いを定めて竿を出すことに!
場所ムラ、型ムラ!
川を見ていると時折、鮎の跳ねやヒラを打つ姿も見られ、とりあえず鮎の存在を確認でき一安心。左岸立ちで右岸のチャラ瀬から攻めると、早速ゴソゴソと何やら異音が。サカサ針でも外れたかと思いオトリを戻すと、何か付いている。慌ててタモ受け。タモに収まった笹子川1匹目は小さなハヤ。ざんね~ん、これはまさか川の煌めきがハヤ達だったのではないかと不安に。 確認の為、もう一度同じポイントにオトリを送り込み暫くするとまたしてもゴソゴソ。鮎じゃ無い予感・・・。やはりタモに収まったのはチビヤマメ。こりゃいかん!この調子では鮎を釣り上げる前にオトリが弱ってしまう。早々にポイント移動を決意。少し上流へと向かい、先ほどのポイントよりも水深があり、流れのあるポイントを選んだ。ここも白石が川底に見えている。 流れが強めなため背ばりを装着。〝テッパン〟の落ち側石の頭から。流れの中を少しずつ探るがなかなか反応が無い。少しずつ上流へと移動しながら探っていくと石脇の流れで今日初の前当たりが。反応のあったポイントでオトリを止めて待つと渾身のカッツーン!やっとキタキタ。バラしに気をつけながらキャッチ!オトリよりもひとまわり小ぶりな鮎だが、しっかり背掛かり。さあ~野鮎くん頑張ってくれたまえ~! 勢いよく泳ぎ出したオトリだったが同じ場所では連発は無く、1匹取ってしまうと釣り返しが効かない!ポイントをずらしながらポツリポツリの拾い釣りとなった。どうにも今日のパターンがわからない。と思っていたら、上流のおじさまが随分と良型の鮎を掛けているではないか!しかも連発3連チャン!おじさまのやっているポイントを見ると私のいるポイントよりも水深があり、流れも強いところであった。これが今日のパターンなのか!?早速、私も真似っこ(笑)。大きく上流への移動を決意し、できるだけ流れのあるポイントを探して廻ることに。