寺田心、成長止まらず現在173cm「今も伸び続けている」 目標の“俳優と獣医の両立”についても語る
獣医を目指したきっかけは“一冊の本”「自分で命を救えないかと」
高校生になり、キャリアについて考える機会が増えた。「勉強はもちろん、自分の将来をすごく考えるようになりました。お仕事だったり、自分の夢だったり。いまからどうしていこうかな、決めないとな、と思っています」。 俳優としての活躍はもちろん、獣医になることを目標に掲げている寺田。どちらか一方ではなく、俳優と獣医を両立していく方法を模索している。「獣医になりたいと思ったのは動物への愛もありますし、小学校3年生の頃に母から『犬の話』という本をもらったんです。捨てられた犬がどうなるかという内容なのですが、殺処分や動物の保護について興味を持ちました。そこから、自分で命を救えないかと。俳優とどんな風に両立してやっていこうかなと、いま考えているところです」と熱く語る。 学業に、部活に、芸能活動に、多忙な日々を送る16歳。今後の抱負は「将来のことをしっかりと考えて、いま目の前にある仕事をしっかりと取り組んでいきたいです。来年は何事も挑戦する年にしたい」と未来をまっすぐ見据えている。
■寺田心 2008年6月10日生まれ、愛知県出身。3歳から芸能活動をスタート。CMで注目を集めると「心くん」の愛称で多くの人に親しまれる。NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』(17)で虎松の幼少期を演じるなど、さまざまな作品で子役として活躍。2023年公開のスタジオポノック制作のアニメーション映画『屋根裏のラジャー』では、変声期直前に声優として収録に参加し、主演を務める。2024年の春、高校に入学。
田中景子