森保J“主力クラス”「今夏去就動向予測」 移籍確率“80%”が5人…久保、三笘ら現況分析
鎌田は秒読み…菅原、伊藤、田中らも前向きな発言
森保一監督率いる日本代表(FIFAランク18位)は北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で無傷の6連勝を飾り、最終予選に進出する。今シリーズで海外組はシーズン終了。ここからはオフに突入するなかで、森保ジャパン主力級の去就動向を確度別に注目する。 【一覧リスト】24年オフシーズン、海外日本人選手の移籍候補先一覧 ★移籍確率80%~ ■鎌田大地(ラツィオ) イングランド1部クリスタル・パレス移籍が秒読み。フリー移籍で2年契約と見られる。鎌田はシーズン終盤に就任したイゴール・トゥドール監督の下でレギュラーに定着したが、ラツィオとの契約延長交渉は決裂。本人は「ラツィオを離れることだけは100%決まっている」と明言していた。 ■菅原由勢(AZアルクマール) イタリア1部インテル、イングランド1部リバプールや、エバートン、ブライトン、ドイツ1部ヴォフスブルクなどが関心。2019年のAZ加入からすでに5シーズンを過ごしており、今季はリーグ戦4ゴール7アシスト。昨夏も移籍を目指しながら実現しなかった過去もあり、今夏はステップアップが必至。「まずは5大リーグに行かなきゃいけないと思っているし、少しでもレベルの高いところにチャレンジしたいと思っている」と話しており、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場よりもリーグのレベルを優先する。 ■伊藤洋輝(シュツットガルト) イングランド1部トッテナムから関心。シュツットガルトは来季CL出場権を獲得しているが、「CLに出場したいという思いはある。ただ年齢も25歳になった。シュツットガルトでも3年やったので、もしチャンスがあれば思いきってチャレンジしたい。どこにチャレンジできるかをしっかり見て、選んでいければ。もちろんプレミアにもこだわりはありますけど、とにかくネームバリューのあるクラブに行きたい」と、ビッグクラブ移籍を目指す。 ■田中 碧(デュッセルドルフ) 今季は入れ替え戦で悔しい思いをして、1部昇格ならず。6月シリーズでは「言えないっすね(笑)。どんな選手もどんな状況でもやっぱりいわゆるCL優勝を狙うクラブでやりたいというふうには絶対誰もが思っているし、それがやっぱサッカー選手である一番の理由だと思う。そこに行けるように頑張ります」と話すにとどめた。すでに3シーズンをドイツ2部で戦い抜いており、1部のボルシアMG、マインツ、そして来季CL出場権があるシュツットガルトからの関心が報道されている。 ■町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ) イングランド1部トッテナムからの関心が伝えられた。プレーオフを含め今季公式戦45試合に出場3ゴールをマークし、クラブ史上3度目のベルギーカップ戦タイトル獲得に貢献。本人は「具体的なのというのはまだまだですけど、代表を終えてから動き出す」と今後発展するとし、「もちろん5大リーグのできるだけレベル高いところでやりたい」とステップアップを目論む。