冬のボーナスを支給する予定の中小企業は3割強、支給額はどれくらい?
TOPIC.2 今期冬のボーナス 従業員側の反応は
■来年の夏のボーナス、支給を「期待できる」「やや期待できる」が32.0% Q9. 来年の夏のボーナスについて、支給を期待できますか?SA 対象者:従業員の方(n=147) 従業員に、来年の夏のボーナスについて、支給を期待できるか聞いたところ、「期待できない」が44.2%、「あまり期待できない」が23.8%、「期待できる」が20.4%、「やや期待できる」が11.6%という結果だった。 ■勤め先の2024年の年収(給与・賞与)の実績や今後の予想を踏まえて、今後の転職検討の材料となるか 「ならない」が53.7% Q10. 現在の勤め先の2024年の年収(給与・賞与)の実績や今後の予想を踏まえて、今後の転職検討の材料となりそうですか?SA 対象者:従業員の方(n=147) 従業員に、現在の勤め先の2024年の年収(給与・賞与)の実績や今後の予想を踏まえて、今後の転職検討の材料となりそうか聞いたところ、「ならない」が53.7%、「どちらかと言えばなると思う」が19.7%、「どちらかと言えばならないと思う」が15.0%、「なると思う」が11.6%という結果だった。 その理由については、「年齢的に転職は難しい」「自身が事業主・同族会社のため」「仕事が安定している、慣れている」といった内容が見られた。 ■冬ボーナスの使い道 1位は「生活費」で53.8%、次いで「預金・貯金」「趣味・娯楽」と続く Q11. 使い道はなんですか?SA 対象者:Q4で「支給された」、「まだ支給されていないが、支給される予定で支給額も把握している」と回答した方(n=39) 「支給された」、「まだ支給されていないが、支給される予定で支給額も把握している」と回答した従業員に、使い道を聞いたところ、1位は「生活費」で53.8%、以下「預金・貯金」で51.3%、「趣味・娯楽」は30.8%と続いた。
TOPIC.3 経営者側の見解は 来年度の夏のボーナスに対する支給見込み「立っていない」46.1%
■過去半年以内に賃上げを実施した企業は40.8%で、昨年度より8.3ポイント、夏から5.6ポイントの減少 Q12. 過去半年以内に賃上げを実施しましたか?SA 対象者:代表取締役の方(n=76) 代表取締役に、過去半年以内に賃上げを実施したか聞いたところ、「実施していない」が59.2%、「実施した」が40.8%という結果だった。 ■今後金利の上昇や円安を踏まえ、ボーナスの支給に影響が「ある」「どちらかと言えばある」47.4% Q13. 2025年上期以降も含め、今後金利の上昇や円安を踏まえ、ボーナスの支給に影響がありそうですか?SA 対象者:代表取締役の方(n=76) 代表取締役に、2025年上期以降も含め、今後金利の上昇や円安を踏まえてボーナスの支給に影響がありそうか聞いたところ、「ないと思う」が46.0%、「あると思う」「どちらかと言えばあると思う」がそれぞれ23.7%、「どちらかと言えばないと思う」が6.6%という結果だった。 Q14. なぜボーナスへ影響しそうでしょうか?MA 対象者:Q13で「あると思う」「どちらかと言えばあると思う」と答えた方(n=36) 上記で「あると思う」「どちらかと言えばあると思う」と答えた人に、その理由を聞いたところ、「将来の予測が立てにくい状況のため」が63.9%、「原材料費などの負担増を価格転嫁できていないため」が30.6%、「既存の融資の返済で金利負担が重くなるため」が16.7%、「新たな融資を受けにくくなるため」が2.8%、その他が5.6%という結果だった。 ■来年度の夏のボーナスに対する支給見込み「立っていない」46.1% Q15. 来年度の夏のボーナスに対して支給の見込みが立っていますか?SA 対象者:代表取締役の方(n=76) 代表取締役に、来年度の夏のボーナスに対して支給の見込みが立っているか聞いたところ、「立っていない」が46.1%、「わからない」が28.9%、「立っている」が25.0%という結果だった。 <調査概要> 調査タイトル:冬のボーナスに関するアンケート 調査方法 :インターネットリサーチ 調査期間 :2024年9月17日~9月24日 調査対象 :中小企業/零細企業の従業員・代表取締役、個人事業主223人 出典:フリーウェイジャパン調べ 構成/こじへい
@DIME編集部