能登半島地震から1週間 断水続く被災地へ下水道復旧へ職員派遣【長野・松本市】
能登半島地震で、県や自治体による公的支援も続いています。被災地では断水が続き、水不足が深刻です。 衛生面での懸念も高まっていて、下水道施設の復旧のため職員の派遣が始まりました。 ■「1人10リットルでお願いいたします!」 被災者が特に求め続けているもの。それは… ■被災者 「水が一番足りない」 飲料水は、徐々に自治体などから届いていますが… ■被災者(男性) 「手を洗ったりする水もずっと足りない」 ■被災者(女性) 「トイレを流したりするのも水がいるし、何でも水がほしい」 ■被災者(女性) 「お風呂に入れないし、洗面もできないし」 生活用水も不足しています。 しかし、トイレや風呂を使うにも下水道の復旧が必要です。 8日朝、松本市からは石川県からの要請に基づき第1陣として上下水道局の技師など 職員3人が派遣されました。 高山晃久さんは、東日本大震災の復旧支援のため宮城県石巻市で1年間活動した経験があります。 ■松本市上下水道局・高山晃久さん 「1次調査ということで下水の被災状況を確認する。力になれるようにやりたい」 県内からは延べ18人が派遣され、金沢市や羽咋市で13日まで従事します。