「死んだほうがラクなんじゃないかと…」ヨネスケが明かした「老年期うつ」65歳以上は注意したい兆候と認知症との違い
「老年期うつ」を治したいというヨネスケに医師のアドバイスは…
内野先生は、身近な人が「老年期うつ」かどうか不安になったら「1ヵ月以上普段やらないことをやる/やっていたことをやらない、という状態が続いた場合は、要注意のサイン」と助言。 例えば、「穏やかな人が怒りっぽくなった」「ちょくちょく電話が来ていたのに、しばらく電話が来なくなった」などのケースが「要注意状態」に当たるそうなのですが、周囲が気付いた段階では本人も無理をして頑張ろうと躍起になっていることが多いのだとか。 周囲の人は、症状をダイレクトに指摘したり、できないことを責めたりするのではなく、まずは話を聞いてあげて気持ちをそらすことが大切なのだそうです。 治療の一環で薬を飲み始めたヨネスケさんは、「他に何かできることはないか?」と医師に質問したところ、パートナーを作ることの大切さをアドバイスされたといいます。 妻・陽子さんとは居酒屋で出会ってヨネスケさんがアプローチしたそうですが、交際を始めてからは「前の顔と違う、陽気になったと言われることが増えた」というヨネスケさん。 内野先生も「『新しい体験をする』『交流会に参加する』など、今までと違う体験をすることで、1人でいるときに抱えていた喪失感や不安を解消することができる。例えば、手先を使う上に『おいしい』という体験を相手と共有することができる料理や、手先を使って新しいことにトライするスマホの操作などがオススメ」と語りました。
「1日1回外出する」「奥さんと手を繋ぐ」ヨネスケの日々の心がけとは?
竹山さんが「子どもが『病院に行こう』と言うと頑なになってしまう親が多いが、病院に連れて行く方法は?」と質問すると、内野先生は「確かに子どもから図星なことを言われると、親は頑なになりがち」と理解を。 そして「友人やパートナーを巻き込む。また、かかりつけの医師に相談して、医師から声をかけてもらうのも有効。親が遠方に住んでいる場合は、オンライン診療で先生とコンタクトを取ってみては」とアドバイスしました。 結婚後は「1日1回は外に出るようにしている。できれば手を繋いで歩いているのだが、転倒などの怪我の防止にもなっている」とヨネスケさんが打ち明けると、千秋さんが「すごくいい。絶対に新しい発見がある」と絶賛! 内野先生は「守るものができると人は強くなれるし、『自分のため』より『この人のため』という方が人は動くことができる」と、ヨネスケさんの症状が回復に向かっている理由を分析しました。 また、「日光を浴びたり運動したりするとセロトニンが出るし、スキンシップをすると幸せホルモンが出る」と内野先生がヨネスケさんの心がけを後押しすると、竹山さんは「今日家帰ったら、無理やりでも奥さんと手を繋ぐ!」とスタジオを笑わせました。 『ノンストップ!』(フジテレビ)2024年11月29日放送より
めざましmedia編集部