中日OB・吉見一起が語る!ドラ1入団の金丸夢斗投手「侍ジャパン入り」の可能性は?一皮剥けて欲しい…これから期待するものとは
吉見・チェンと重なる宏斗・夢斗
宮部は「吉見さん19番、チェン・ウェイン投手21番。(髙橋)宏斗、夢斗も19番、21番。未来のドラゴンズに重ねちゃうんですけどね」と語りました。 台湾出身のチェン・ウェイン投手と吉見さんは、ともに先発ローテーションを担った間柄であり、同世代として切磋琢磨してきた仲間でした。 宮部は、宏斗・夢斗を伝説のWエースだった吉見さんとチェンさんの姿に重ね合わせ、未来のドラゴンズを思い描いているようです。 吉見「チェンはライバルではなかったですけど、やっぱりチェンがいたから頑張れた自分もいたので。そういう存在は大事じゃないかなと思います。そこも同級生ですもんね!大変ですね、いっぱいで(笑)」 この世代には、今季2勝を挙げた松木平優太投手と、社会人No.1左腕としてドラフト2位で加入した吉田聖弥投手もいます。 吉見「その辺の力がウワっとくればね、その下ぐらいが付いてくると思うんですよ。そこに負けじとね、柳(裕也)投手とかが付いていけばいいんじゃないかなと思いますけどね」 若手とベテランの連携が、ドラゴンズのさらなる進化を支える原動力となると見ているようです。
「ドラゴンズはピッチャーがいない」
「先発の頭数としての展望ですが、どう見ますか?」という宮部の問いに対し、「はっきり述べると、ドラゴンズはピッチャーがいないなと思います」と吉見さん。 ドラゴンズの不安要素について、吉見さんは「まずはピッチャー」と断言します。 金丸投手と吉田投手の状態が良ければ、ローテーションに十分入れる存在になる。現状の先発事情を考えると、ふたりにとってはその穴を埋める絶好のチャンスだというのです。 吉見「この数年、期待されているピッチャーが殻を破れていないのが現実なので。一皮剥けて欲しいかな」 OBとしてエールを送りながらも、ドラゴンズのピッチャー陣に奮起を促す吉見さんでした。 (minto)