「裸にして山に埋めようか」 人違いの被害者を暴行・監禁、「命乞い」されても解放しない闇バイトたちの悪行
●命乞いをしたが、解放されなかった被害者
この日の公判では、Aさんの意見陳述も読み上げられた。 「私は当日まで、平穏な日々を過ごしてきました。そんな中、犯人は、私をサンドバックと勘違いしているのか、最後は右足を折られました。 押し込められた車内で指示役が電話をしてきたとき、人違いだとわかりました。しかし、『裸にして山に埋めようか』と話していました。命乞いをしたのですが、解放しようとはしていませんでした。 何も悪いことをしていないのに、絶望感を抱きました。今も、外を歩いていると、すれ違う人が襲ってくるのではないかと思い、人通りが少ないところを歩きます。 やるせなく、苦しく、頭がおかしくなりそうです。私は理不尽に事件に巻き込まれました。2カ月以上の治療生活をしなければならない。決して許すことができません。厳正な処罰をしてほしい」