山下瞳月「また後日撮り直したいです」 新センター掘り下げ企画が思わぬ事態に<そこ曲がったら、櫻坂?>
7月7日に放送された人気アイドルグループ・櫻坂46の冠番組「そこ曲がったら、櫻坂?」(毎週日曜深夜1:35、テレ東、ほかLeminoにて配信中)では、「新センター山下瞳月の『かかってこんかい』」が放送された。 【動画】ここでも“ポン”…ラーメン部として向かった的野美青と山下瞳月の“二郎系”挑戦 ■新センター・山下を掘り下げるための企画、始動 今週の「そこさく」でおこなわれたのは、「新センター山下瞳月の『かかってこんかい』」。6月26日に発売された9thシングル、「自業自得」の新センターである山下の良い所を改めて見つけようという企画だ。これまでテーブルクロスを破る、自転車に乗れないなど、運動神経の悪さが足を引っ張って活躍できないことが多かった山下。そこで今回は、山下が「『これなら勝てるだろう』を選びました」と語る得意な種目にチャレンジしていく。 1つ目のお題は「利きお茶できるで!」。目隠しした状態でお茶を飲み、5種類のお茶のなかから正解を当てるというものだ。比較対象として自信のあるメンバーと対決してもらうことになったのだが、選ばれたのは滋賀ロケで利きお茶に成功した山崎天と石森璃花。加えて利きオレンジジュースを引き合いに出して井上梨名を指名し、合計4名でチャレンジすることに。 「お~いお茶 緑茶」「綾鷹」「サントリー烏龍茶」「生茶」「伊右衛門 緑茶」が並べられたなかから、「お~いお茶 緑茶」を当てる…というお題。「これなら勝てるだろう」で選ばれた種目だったのだが、結果は山下“以外”が正解するという事態に。まさかの1ネタ目からお題が崩壊し始めてしまう…。 MCのハライチ・澤部佑と土田晃之も1種目が終わっただけなのに「それではまた来週!」と笑いながら声をあげ、山下には「お茶わからない」のレッテルが貼られてしまう結果に。 しかし山下は「でもまだ他の種目もあるので」と諦めない姿勢を見せる。まったくへこたれていない山下に、澤部も「切替はや!」と驚きを隠せなかった。 ■まだまだつづく「かかってこんかい」、山下の勝利は… 続いての企画は「固いビンのふた 開けられるで!」。指名された他のメンバーが挑戦するものの、誰も開けられず…かなり固くしまっているようだ。ビンが山下の手に渡ると、「コツを見せていいですか」と自信満々に言い放った山下。期待が高まるなかしばらく奮闘するものの、山下も結局フタを開けられずに「ギブです」と音を上げるのだった。なおどうやらかなり固かったようで、男性である土田の力でもビンは開かず。しかし美術スタッフが挑戦すると軽く開く…というなんともなオチが付いた。 失敗が続いた山下が出した次のネタは「絶対に驚かへんで!」。普段からリアクションが薄いと語る山下が、巨大風船の前でトークをおこなう。風船が割れても驚かずにいられればクリアだ。同じく自信のあるメンバーとフリートークを繰り広げるうちに巨大風船が爆発するのだが、「キャー!」と一番大きなリアクションをしたのが山下。土田からも「おい、お前いい加減にしろよ!!」と笑われる結果に。 「卵焼き」企画でも敗北を喫した山下は、「また後日撮り直したいです」と反省の弁を述べる。また、タイトルも変えたいと山下。澤部も「『勝てるのはあるのか?』くらいに…」と同意しつつ、「こんな子ですのでぜひ支えてあげてください」と綺麗にまとめるのだった。 ■みんなが支えてあげたくなる新センター・山下瞳月 残念ながら一度たりとも勝利を収めることができなかった山下。ただ“できる”を証明することはできなかったが、彼女の魅力は十二分に伝わってきた。「これなら勝てる」と選んだはずの種目に「つくったことないけど」というチョイスのポンコツっぷりは、伝説級といえるだろう。 山下というセンターは、チームを力強く引っ張るというタイプではない。だがチーム全員が、センターを支えるべく自発的に一歩踏ん張りたくなる人望の持ち主だ。だがチームがそうした気持ちで固まれるのは、山下が「どうせできないから」となあなあに済ませるのではなく、諦めず努力を続けるからにほかならない。 次回の山下救済企画も楽しみだが、それよりも次回7月14日の放送が気になる。次回予告では企画名が発表されなかったが、「みんなでバカ騒ぎできるよな?」という謎テロップとともに櫻坂46メンバーが何かを必死に叫んでいるようすが見られた。一体どのような企画になるのか、今後も目が離せない。 ※山崎天の「崎」は、正しくは「タツサキ」