「現金やカードが…」飛行機内の窃盗が急増 CAが注意呼びかけ
チバテレ(千葉テレビ放送)
飛行機の中で、現金やカードが盗まれる事件が急増していることを受け、成田空港では11月22日、航空会社の客室乗務員が一日警察署長を務め、旅行客らに注意を呼びかけました。 成田空港警察署の一日警察署長を務めたのは、ジップエアトウキョウの客室乗務員、三谷日登美さんと大橋彩乃さんです。 2人はこれから日本を出発する外国人旅行客らに、貴重品の管理を徹底するよう英語で書かれたチラシを手渡して被害防止への注意を呼びかけました。 千葉県警によりますと、飛行機内での窃盗に関する届け出や相談は2024年に入ってから10月までで39件寄せられていて、コロナ禍前の同じ時期と比べて1.5倍ほどに増えています。 インバウンド需要の高まりにより、旅行客が増えたことや、窃盗団による犯行が影響していると考えられていて、ほとんどのケースで座席の頭上にある収納棚から財布の中身だけが抜き取られているということです。 成田空港警察署の国井勲穂刑事生活安全課長は「飛行機に搭乗中、貴重品は常に身につけておいてほしい」と呼びかけています。
チバテレ(千葉テレビ放送)