チャールズ国王の友人、ヘンリー王子の発言を非難 「国王の病気を利用している」
先週、カナダのバンクーバーとウィスラーで開催されたインビクタスのイベントに出席したヘンリー王子とメーガン妃。王子は会場でアメリカのテレビ番組「グッドモーニング・アメリカ」のレポーターのインタビューに答えていた。 【写真】メーガン妃&ヘンリー王子がカナダを訪問!滞在中のベストショット集
インタビューの中ではインビクタスについてだけではなく、国王の病状と王子のイギリス帰国も話題に。今月初めにチャールズ国王ががんと診断されたことを公表したのを受けて王子はロンドンへ。国王と短い時間だが対面した。王子は父と会った心境について聞かれると「私は家族を愛している。飛行機に乗って会いに行けたこと、父と少しでも一緒に過ごせたことに感謝している」。さらにレポーターは「病気がその家族を改めて結びつけることがある。今回の場合、それはあり得る?」と質問、国王の病気がきっかけでロイヤルファミリーとの関係が改善する可能性を尋ねた。すると王子は「もちろん」と即答。「私は日々、すべての家族を通して絆の強さを実感している。どんな病気でも家族を1つにすると思う」と続けた。
この発言に国王の関係者は怒っている。国王とカミラ王妃の友人がウェブサイト「デイリービースト」に対してコメントした。「王子は国王の診断を利用して自分自身の話題を世間に広めようとしているようだ。ここまで不快でなければ笑えるのに」と強い口調で語り、インビクタスのキャンペーンなのに国王に関する質問に答えた王子を非難した。「王子が父に関する質問は受け付けないと言っていれば、家族の絆は深まっただろう」。もう1人の友人も「王子が事態を悪化させる方法をここまで次々と見つけられるのが信じられない。彼はただ黙っていればいい」。友人たちのこれらの反応から王室関係者も不快感を感じていると推測されている。
王室専門家からはこのイベントの前に「王子が王室との関係を改善できるかはこの3日間にかかっている」という指摘が出ていた。「王子が口をつぐんでいれば王室との関係はよくなるだろう」という意見が主流だった。それなのに案の定、レポーターに対してロイヤルファミリーについて語ってしまった王子。これがどんな影響を及ぼすのか、注目が集まっている。