「え…室内が豪華すぎる!」北軽井沢の自然の中に誕生した“プライベート空間”!? 日本を代表するデザイナーが手掛けた全4棟の宿泊施設とは
自然との調和と機能性を兼ね備えた空間構成
北軽井沢に、日本を代表するインテリアデザイナー・片山正通氏が率いるWonderwallが手掛けた、自然との調和を重視した空間作りが注目される「NOT A HOTEL KITAKARUIZAWA MASU」の販売を開始しました。 【画像】これはまさに圧巻の室内!? 写真で見る(13枚)
「MASU」のデザインコンセプトは「数寄に住む-As you like it.-」。これは、独自の美意識を反映した空間で、自分だけの特別な時間を楽しむことができます。 インスピレーションの源となったのは建築家・丹下健三氏が設計した成城の自邸。日本建築が世界に与えた影響、そしてその中で見えてくる西洋建築思想との共通点に着目し、文化の再解釈と再編集を通じて現代にアップデートした住空間を作り出しました。 MASUは、全4棟が設計されており、各棟の設計には自然との調和を重視。大型窓からは美しい森の景色を望むことができ、室内と外部がシームレスに繋がる構造です。 エントランスに足を踏み入れると広がるのは、開放的な空間。天井から吊るされるイサム・ノグチのペンダントライトが、空間に個性と華やかさをプラス。 1階には、ピロティが室内と森を緩やかにつなぎ、森の風が吹き抜けるダイニングルームと、ファイヤプレイスを備えたアウトドアリビングがあり、ひとつながりに団らんを楽しむことができます。 2階部分は、鉄骨構造で4×4mのマスが8つ組み合わさっており、全体が360度デッキとシームレスに接続され、四季折々の風景をより身近に堪能することが可能です。 また、周囲の自然を望むように配置されたバスルームと水風呂、そこからガラス越しにつながるサウナも完備。心と体を癒すための理想的な場所となっています。 インテリアデザインにも力を入れており、近年のテーマである東洋と西洋の融合を見事に体現。 中でもミッドセンチュリーのマスターピースを取り入れることで、現代的でありつつも温かみのある空間を演出。また、すべての家具はオリジナルデザインで、片山氏が選定した特別なアート作品も飾られています。 宿泊者は、敷地内にある専用レストラン「石朴」が併設され、肉や魚、野菜の囲炉裏焼きを中心に、時季の食材を活かした日本料理を提供。 さらに、部屋で堪能することができるインルームダイニングやバーベキューも用意されています。 都心から離れたこの地で、ゆったりとした時間を過ごし、リフレッシュするための理想的な場所となるでしょう。
VAGUE編集部