洗濯乾燥機の「ヒーター式」「ヒートポンプ式」電気代を比較!コスパがいいのはどちら?
洗濯乾燥機の電気代を節約するコツ
経済産業省資源エネルギー庁の「家庭の省エネ徹底ガイド」によると、衣類乾燥機を使用する際は、以下のポイントをおさえることで電気代の節約につながるとのことです。 ●まとめて乾燥して回数を減らす 衣類を少しずつ乾燥機にかけるよりも、定格容量(1回に運転できる衣類の質量)に合わせてまとめて乾燥させるほうが効率的です。 例えば定格容量が5キログラムの乾燥機に衣類を8割入れて2日に1回使用した場合、4割ずつに分けて毎日使用する場合と比較して年間41.98キロワットアワーの省エネにつながるとのことです。これを電気代に換算すると、1301.38円の節約につながります。 ●自然乾燥と併用する 自然乾燥をしてから乾燥機にかけることで、運転時間を短縮できます。 例えば8時間の自然乾燥後に乾燥機で仕上げをする場合と、乾燥機のみで乾燥させる場合を比較すると、2日に1回使用したとして年間で394.57キロワットアワーの省エネにつながるとのことです。これを電気代に換算すると、1万2231.67円の節約になります。 洗濯乾燥機を使用する場合は、製品の消費電力量にもよりますが、まとめて乾燥させたり自然乾燥と併用したりすることで、省エネおよび電気代の節約につなげられるでしょう。
「ヒートポンプ式」なら電気代をおさえられるかも! 省エネを意識することでさらに節約も可能
洗濯乾燥機は「ヒートポンプ式」を選ぶことで、電気代の節約につながる可能性があります。 ヒート式と比較すると、1ヶ月の電気代は標準モードで1013.7円~1302円ほど安くなると期待できます。省エネモードを使えば、節約できる電気代は1264.8円~1553.1円ほどです。 衣類乾燥機は、まとめて乾燥して回数を減らしたり、自然乾燥と併用したりすることで、省エネおよび電気代の節約につながります。洗濯乾燥機を使用する際も、省エネを意識することで、さらに電気代の節約を期待できるでしょう。 出典 経済産業省資源エネルギー庁 家庭の省エネ徹底ガイド 春夏秋冬 衣類乾燥機(25ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部