【2024上半期 写真蔵トップ10】第7位:2024年モデルで全モデルがハイブリッド化された、「ランドローバー レンジローバー」
PHEVはパワーアップしてグレード名を変更
Webモーターマガジンの夏休み特別企画として、2024年1月から7月に掲載した「写真蔵」から、人気の車種をカウントダウン形式でプレイバック。第7位は、2024年モデルで全モデルがハイブリッド化された、ランドローバー レンジローバーだ。 【写真はこちら】格納式ドアハンドルなど、ボディの凹凸をなくしたフラッシュサーフェス化により、Cd値は0.30を達成している。(全15枚)
2022年に日本仕様が登場した第5世代のレンジローバー。2024年モデルでは、3L 直6ディーゼルターボ(MHEV=マイルドハイブリッド)、3L 直6ガソリンターボ+モーター(PHEV=プラグインハイブリッド)、4.4L V8ガソリンターボ(MHEV)と、すべてのパワートレーンがハイブリッド化された。中でも、ここで紹介するPHEVモデルはシステム最高出力が40ps向上されて、グレード名も「P550e」となった。 2024年モデルでも、内外装は基本的に変わってはいない。クラムシェルのボンネットや、ウインドーまわりをブラックアウトしてルーフを浮きだたせるフローティングルーフといった伝統的デザインを継承。それでいながら、ドアパネルと一体化するドアハンドルの採用など徹底したフラッシュサーフェス化により、凹凸の少ないボディはCd値は0.30を達成している。 リアまわりでは、点灯するまで分からないテールランプも特徴的だ。ボディタイプは撮影車と同じ標準ボディの他に、ロングホイールベース(200mm長い)もラインナップされ、こちらはレンジローバーとしては初の3列7人乗りも設定されている。 インテリアでは、本革だけでなくウルトラファブリックやウール混紡テキスタイルなど、さまざまな素材をセレクトできる。SVなど上級グレードでは内装の素材や色、ボディカラーなどを自分の好みで選んで究極の1台を創り上げる「SV ビスポーク サービス」も導入されている。(写真:井上雅行)
レンジローバー SV PHEV P550e 主要諸元
●全長×全幅×全高:5060×2005×1870mm ●ホイールベース:2995mm ●車両重量:2980kg ●エンジン:直6 DOHCターボ+S/C ●総排気量:2993cc ●最高出力:294kW(400ps)/5500-6500rpm ●最大トルク:550Nm(56.0kgm)/1500-2750rpm ●モーター最高出力:105kW(142ps)/2900rpm ●モーター最大トルク:275Nm(28.0krm)/1000ー2900rpm ●トランスミッション:8速AT ●駆動方式:フロント縦置き4WD ●燃料・タンク容量:プレミアム・71L ●WLTCモード燃費:未発表 ●タイヤサイズ:285/45R22 ●車両価格(税込):2807万円
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