【WASJ】武豊 トップタイ浮上も最終戦でお手馬にかわされ2位「モレイラにエゾダイモンの癖教えて損しました」
「WASJ」(25日、札幌) 初日5位タイだったジョアン・モレイラ騎手(40)=ブラジル=が最終戦で1着に入って計64ポイントとし、逆転で15年以来2度目の優勝を飾った。2位は55ポイントで武豊騎手(55)=栗東・フリー、3位は51ポイントで坂井瑠星騎手(27)=栗東・矢作=が入った。団体対抗戦はJRA選抜が237ポイント、WAS選抜(外国人&地方騎手)が216ポイントで、JRA選抜が15年の初開催から8回連続で勝利した。 初日8、7着で9位タイだった武豊は2日目、1、3着でポイントを稼ぎ、2位で終えた。第3戦の1着で一時はトップタイに浮上したが、最終戦でお手馬のエゾダイモンにかわされた。「(最終戦は)勝って優勝だと思ったんですけれどね。モレイラにエゾダイモンの癖を教えて損しました」と表彰式に集まったファンの笑いを誘った。これで同シリーズ8回目の参戦で6度目の表彰台。「“初老ジャパン”として頑張りました。来年も出られるように、これからも頑張ります」と再び場内を沸かせた。