マッサの120億円訴訟:クルサード「レースの神様が決めたこと」 当時のエンジニアも「これがレースだ」と促す
フェリペ・マッサが2008年の「クラッシュゲート」スキャンダルに対して、F1と8,200万ドル(約120億円)の訴訟を進めることについてF1関係者たちが疑問を呈している。 ■「レースの神様が決めた」とクルサード、当時のエンジニアも促す 元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、2008年に「レースの神様が別のことを決めた」と意見を述べている。 当時マッサのレースエンジニアだったロブ・スメドレーでさえ、マッサに過去を捨てるよう促している。 「彼は僕の良い仲間の一人なんだ。もし彼がこのすべてを追求したいのなら、誰もがやりたいことを自由にやるべきだ」と彼は『Formula For Success(フォーミュラ・フォー・サクセス)』のポッドキャストに語った。 「私の意見は、私は後ろを振り返らない人間だということだ。私の考えは、2008年にワールドチャンピオンになれていたら最高だったということだ。でも、そうはならなかった。ルイスが勝ったんだ。それがレースだ」 「運良く持っているはずのないポイントを獲得したり、同様に持っているはずのポイントを奪われる。私はそれがすべてだと思う。だから24レースの世界選手権なんだ」。