錦織圭/柴原瑛菜が混合ダブルスで8強!完全アウェイで地元フランスペアを下す [パリ五輪]【テニス】
錦織圭/柴原瑛菜、フランスペアを下して2回戦へ
現地7月29日、「パリ五輪」テニス競技の混合ダブルス1回戦が行われ、錦織圭(ユニクロ)と柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)が、地元フランスのエドゥアルド・ロジェ・バセラン/キャロライン・ガルシアと対戦。6-4、3-6、[10-7]で下し、2回戦に進出した。 【画像】錦織圭、大坂なおみら日本人計6名が出場!「パリ五輪」各種目組み合わせ 2008年の北京五輪から5大会連続出場となった34歳の錦織は、現地28日に行われたシングルス、男子ダブルスで初戦敗退。混合ダブルスには初めての出場となる。 ペアを組む柴原は、ダブルス世界ランク4位を記録しており、東京五輪に続いて2度目の出場。この試合の前に行われた女子ダブルスでは、青山修子(近藤乳業)と組んで2回戦に進出。錦織とは、今回が初めてのタッグとなった。 対するフランスペアのロジェ・バセランは近年ダブルスで活躍し、全仏オープンの男子ダブルス、混合ダブルスでタイトルを獲得。パートナーのガルシアもシングルスをメインに活躍しつつも、全仏オープンの女子ダブルスで2度優勝し、自己最高ランク2位を記録している。 その強敵を相手に錦織/柴原は、立ち上がりからチャンスを作っていくと、第5ゲームでこの試合最初のブレークに成功。ダブルスを得意とする柴原が積極的な攻撃でチームを引っ張り、錦織も安定感のあるプレーを見せて、6-4で第1セットを奪った。 フランスペアへの応援が響くアウェイの地で、錦織/柴原は第2セットもサービスキープを続けていたが、錦織のサービスゲームとなった第6ゲームで遂にブレークを許してしまう。ポイントを取るたびに大きな歓声が沸き、後押しを受けたフランスペアがそのまま6-3で奪取した。 嫌な流れが漂う中で迎えた10ポイントマッチタイブレークでは、一進一退の攻防に。その中、7-7で錦織がガルシアのセカンドサーブを強打しリードを奪ってそのまま勝利を手にした。 2回戦では、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ/ローラ・シゲムンド(ドイツ)を破ったトマス・マハチ/カテリーナ・シニアコワ(チェコ)と対戦する。
Tennis Classic 編集部