【センバツ組み合わせ】大阪桐蔭・報徳学園・作新学院・愛工大名電が同ブロックで潰し合い! 健大高崎、広陵が優勝を狙える好日程!
第96回選抜高等学校野球大会の組み合わせが決まった。前大会は山梨学院が前評判を大きく上回る快進撃を見せた。 【トーナメント表】センバツ大会 組み合わせ 昨年は大阪桐蔭、広陵といった前評判が高い学校がベスト4まで勝ち進む中、山梨学院は勝ち進むごとに実力を発揮。準決勝の広陵戦では、1対1で迎えた9回表に、5点を奪うビッグイニングを見せ、6対1で勝利。決勝の報徳学園戦でも、5回裏に一挙7点を奪って、逆転。7対3で初優勝を収めた。優勝の原動力となった林 謙吾投手(明治大)の安定感抜群の投球も見事だった。 今大会の見どころを準決勝進出までの4ブロック別に分けて紹介していきたい。
関東一、星稜ブロック:いきなり関東一vs八戸学院光星の開幕戦が実現
大会前半に入ったこのブロック。明治神宮大会優勝の星稜(石川)、神宮大会ベスト4の関東一(東京)、好投手を揃える八戸学院光星(青森)が同ブロックとなった。 開幕戦から関東一vs八戸学院光星と好カードが実現。 関東一は伝統の機動力は健在で、主砲・高橋 徹平内野手(3年)、熊谷 俊之介捕手と右の強打者が揃っており、打線のバランスが良い。145キロ右腕・坂井 遼投手、左腕・畠中 鉄心投手の2人が持ち味を発揮することが勝利の条件。対する八戸学院光星は、洗平 比呂投手(3年)、岡本 琉奨投手(3年)は140キロ超えの速球を投げ込む左腕を擁する。2人とも大会屈指の実力を持ち、関東一打線相手にも快投が期待できる。 星稜は、21世紀枠出場の田辺(和歌山)と対戦。左腕エース・佐宗 翼投手(3年)とクレバーなリードが光る能美 誠也捕手のバッテリーで失点を防ぎ、昨秋の公式戦6本塁打を記録した長打力を発揮したい。神宮大会の準々決勝以降で見せた盤石な試合運びができるか。 同ブロックには好投手の西山 恒誠投手擁する近江(滋賀)、大会屈指のスラッガー・モイセエフ・ニキータ外野手を擁し、粘り強い戦いを見せる豊川(愛知)、146キロ右腕・吉岡 暖投手(3年)擁する阿南光(徳島)も躍進が期待できる。