地元記念出場中の53歳ベテランレーサーが更なる高み目指す「いい緊張感を持って挑めています」/青森競輪G3
青森競輪の「みちのく記念善知鳥杯争奪戦(G3)」が26日に初日を開催。一次予選8Rを走った内藤宣彦(53歳・秋田=67期)に話を聞いた。 北日本を代表する好マーカーが、高橋晋也のパワーに食い下がり2着を手にした。「前検日の指定練習で(高橋と)モガいたら、いいときの晋也とそん色なかった。だから離れてしまうかも、と不安で不安で。すごい勢いでした。ただ体が大きいし風がこないから安心感がすごかった」と高橋の強さを称えた。 と、いえども高橋の抜群の踏み出しとスピードに対応する内藤もなかなかなもの。「地元記念なのでいい緊張感を持って挑めています。自転車で直すポイントもわかったし二次予選はもう少しましになると思います」と、53歳を迎えた今でも更なる高みを目指して日々、前進している。 二次予選11Rは新山響平ー永澤剛の3番手。かなり強烈なスピード戦となりそうだが猛然と食い下がりベテランの底力を見せつける。(netkeirin特派員)