アメリカ大統領選挙の投開票まであと3日 南部の激戦州を訪問し支持を訴え
アメリカの大統領選挙は2日、投開票を3日後に控える中で最後の週末を迎え、民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領が南部の激戦州を訪問して、最終盤での支持を訴えました。 ハリス副大統領は「次期アメリカ大統領として、新しい世代のリーダーシップを提供できる準備ができている」と述べました。 ハリス氏はジョージア州で演説し、「私たちを分裂させるトランプに終止符を打つ機会だ」などとトランプ氏の資質を批判しました。 また、「間違いなく私たちは勝利する」と強調した上で、「まだやるべき事はある」と述べて自身への投票を訴えました。 トランプ前大統領は「私たちが欲しいのはただ1つ。火曜日(5日)に投票所に行って投票することだ」と述べました。 一方、トランプ前大統領もノースカロライナ州で演説し、最新の雇用統計で就業者数が市場の予想を下回ったことを「最悪の数字だ」と指摘しました。 その上でハリス氏を「無能」や「嘘つき」と批判し、自身への投票を呼びかけました。 最新の情勢では、全米の支持率がトランプ氏48.4、ハリス氏48.1と拮抗していて、両陣営は浮動票の獲得を狙い、激しい舌戦を繰り広げています。(最新の調査 リアル・クリア・ポリティクス 10月11日~11月1日の平均)
フジテレビ,国際取材部