播磨町で大中遺跡まつり レイザーラモンHGさんによる新キャラのお披露目も
播磨大中古代の村(大中遺跡公園)で11月2日、「大中遺跡まつり」が開催される。主催は播磨町、播磨町教育委員会。(加古川経済新聞) 【写真】HGさんがデザインした播磨町の新キャラクターシルエット 1962(昭和37)年に同町内に住む3人の中学生によって発見された大中遺跡は、弥生時代後期から古墳時代初頭(邪馬台国、卑弥呼と同時期)の代表的な遺跡。会場となる大中遺跡公園は県立歴史公園「播磨大中古代の村」として1974(昭和49)年に開園し、今年で開園50周年を迎えた。 毎年11月の第1土曜に行う同イベントでは、公募で選ばれた町内の小学生が扮(ふん)するヒメミコや弥生時代の装束「貫頭衣」に身を包んだ人々が会場内を行列する「古代行列」、木と木の摩擦で火をおこすジャンボ舞ぎりによる「火起こしの儀」などを行う。昨年に続き、レイザーラモンHGさんや日本民謡歌手の岡部祐希さんら「播磨町ふるさとPR大使」によるステージイベントも実施。「大中遺跡まつりスタンプラリー」で全てのスタンプを集めるとステージの最後に実施予定の抽選会に参加することができる。今回はHGさんがデザインした播磨町の新キャラクターのお披露目も行う。 特設ステージでは古代ダンス、歌と演奏等を実施。各地の博物館による古代体験が楽しめる古代体験ブースエリアや飲食ブース、PR・物販ブースエリアも設ける。当日は、東播磨3市2町のグルメ・物産・観光イベント情報など東播磨の魅力をアピールする「ふるさと東はりま魅力発見市~東播磨観光物産展~」も同時開催する。 イベントを担当する播磨町協働推進課の阿部皓さんは「大中遺跡まつりは世代を問わず楽しめるイベント。まつりを楽しみながら、播磨町のシンボルでもある大中遺跡の魅力を感じてほしい」と参加を呼びかける。 開催時間は9時~16時(古代ブースは10時~15時)。小雨決行、荒天時中止。JR土山駅や町内各所と会場を結ぶ巡回バスを運行する。
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