さよなら「チャーリー」池田動物園のライオン死ぬ 台風の臨時休園から再開の動物園に献花台【岡山】
岡山放送
岡山市の池田動物園で飼育されていたオスのライオン「チャーリー」が8月26日に死んでいるのが見つかりました。9月1日、死を悲しむ来園者が訪れていました。 死んだ「チャーリー」は6歳です。東かがわ市のしろとり動物園で生まれ、2020年11月、動物園にやって来ました。当時、動物園ではライオンやキリンなどの人気者が相次いで死に、新たな顔として期待されていました。 動物園は台風の影響で8月31日まで休園していて、9月1日の再開に合わせてオリの前に献花台が設けられました。 (訪れた人は) 「かわいそうだった」 「(子供が)ライオンを好きで、保育園のマークもライオンのマークだからいつもライオン、ライオンと言ってた」 「動物園といったらライオンのイメージがあるから寂しい」 チャーリーは、飼育員が動くとついてきたり、お客さんに走り寄っていくなど人懐っこい性格だったといいます。死ぬ前日もチャーリーは普段と変わった様子もなく、食欲もあったということです。現在、死因を調べています。 (池田動物園 飼育展示課係長 中山広子さん) 「百獣の王という凛々しさより甘えん坊で人懐っこい子だったので仲が良かった。甘えてくれたりして、私も支えになってもらった」 「チャーリー」が死に、池田動物園のライオンはいなくなります。
岡山放送