独音楽祭で日本人がピアノ演奏 秋田出身の千田桂大さん
【シュテンダール共同】ドイツ東部ザクセン・アンハルト州シュテンダールで開かれたアルトマルク音楽祭で28日、秋田県潟上市出身のピアニスト千田桂大さん(37)が地元の音楽家とシューベルトの「鱒」を演奏した。 千田さんは2022年に始まった秋田・潟上国際音楽祭の実行委員長を務めている。ドイツを代表する指揮者でアルトマルク音楽祭の芸術監督、レインハルト・ジーハファー氏が秋田の音楽祭に参加したのが縁で出演が決まった。 14年に始まったアルトマルク音楽祭は、納屋や教会、廃工場などで演奏会を開き、文化行事として地域に定着している。 両音楽祭は今年提携を結び、音楽の枠を超えた地域の交流を目指す。