現地メディアはメッツの4勝2敗を予想。第1戦はいきなり千賀滉大vs.大谷翔平が実現。ナ・リーグ チャンピオンシップシリーズ展望
ディビジョンシリーズ第1戦で先発登板し、2回1失点とソリッドな投球を見せた千賀は、恐らく敵地での第1戦で3~4イニングほど投げることが見込まれており、ここで試合を作ることができれば、メッツが勢いづく展開となるのは、想像に難くない。
また、第2戦で先発登板するマナエアも、このポストシーズンは2試合に先発し、計12回を投げ、3失点で防御率2.25と高い安定感を発揮している。仮に、メッツがドジャースタジアムでの最初の2試合のうち1試合を獲ることができれば、流れは東海岸の雄に傾くことになるだろう。
是が非でも本拠地で連勝スタートを飾りたいドジャースは、先に挙げた先発投手陣の奮起に加え、ディビジョンシリーズ第2戦以降、15打数2安打8三振とすっかり冷めてしまった大谷の打棒に期待したいところである。
ムーキー・ベッツ(ディビジョンシリーズは2本塁打)、テオスカー・ヘルナンデス(同2本塁打、OPS 1.067)、キケ・ヘルナンデス(同1本塁打、OPS 1.000)といった面々に当たりが出ているだけに、リードオフにして主砲のパフォーマンスが上がってくれば、多少の劣勢は跳ね返せるだろう。
なお、『MLB.com』は現地12日付で発表した最新のパワーランキングでは、ドジャースを1位に格付けし、ワールドシリーズ制覇の本命としているが、チャンピオンシップシリーズでのポジション別戦力分析では、「5月15日以降のレギュラーシーズンの試合で最も勝利数の多い」メッツによる4勝2敗での勝ち抜けを予想している。
J SPORTS 編集部