マカオの町並み（資料）＝2023年8月、マカオ半島東望洋新街にて本紙撮影

　マカオ政府統計・センサス局が8月23日に公表した資料によれば、今年（2024年）7月の総合消費者物価指数は前年同月から0.82%の上昇だった。上昇幅は5ヶ月ぶりに拡大。 　指数分類別では教育（+5.03%）、その他商品・サービス（+2.60%）、医療（+2.28%）の価格指数の上昇幅が大きかった。また、外食費の上昇、住宅家賃及びLPガス小売価格の値上がりに伴い、食品・ノンアルコール飲料（+0.91%）、住宅・燃料（+0.60%）についても上昇。一方、交通（-1.53%）と家庭設備・サービス（-0.19%）は下落。 　今年7月の総合消費者物価指数は前月から0.24%上昇。レジャー・文化（+2.24%）と交通（+2.03%）の価格指数が上昇した一方、果物価格の値下がりにより、食品・ノンアルコール飲料（-0.06%）は下落。 　今年7月までの12ヶ月の総合消費者物価平均指数は、1年前の同時期から1.02%上昇。このうち教育（+5.42%）、レジャー・文化（+4.84%）が顕著な上昇。交通（-2.95%）は下落に。 　今年1～7月の総合消費者物価平均指数は前年同時期から0.96%上昇。