スポーツ応援ドキュメンタリー「がむしゃら」、バスケットボールチーム「琉球ゴールデンキングスU18」が世界へ挑む姿に密着
スポーツ応援ドキュメンタリー「がむしゃら」(毎週土曜夜6:30-7:00、BS松竹東急<全国無料放送・BS260ch>)の放送時間が、4月4日(木)の放送回より毎週木曜夜11時~11時30分に変更する。そして「#102」となる同日の放送回では、3月30日に放送された「#101」に引き続き、バスケットボールチーム「琉球ゴールデンキングスU18」に密着。本記事では、前回の放送内容を振り返るとともに、「#102」の見どころも紹介していく。 【写真】全力でプレーをする琉球ゴールデンキングスU18 ■頑張る若手アスリートを応援する番組「がむしゃら」 ひたむきに汗をかいているアスリートにエールを送る同番組。お笑いコンビ・ライセンスの井本貴史、藤原一裕をはじめ、フリーアナウンサーの塩尻奈都子や歌手の中尾諭介がスタジオメンバーとして番組を盛り上げる。 高校生や大学生の部活動、若手スポーツチームをメインに、毎回スポーツ界の未来を背負う若きアスリートたちを全力で取材しており、3月23日には記念すべき放送100回目を達成した長寿番組だ。 学生や若手アスリートならではの仲間たちとの絆や、大会に向けた厳しい練習の様子、そして“学生最後”の大会への密着など、番組内容は多岐にわたり、彼らの競技への想いや隠された苦労なども垣間見ることができる。 ■“堅守速攻”を得意とする「キングスU18」の練習風景に密着 3月30日の放送回「#101」では、2022-23シーズンで西地区1位、FINAL優勝に輝き、今勢いに乗るトップチーム・琉球ゴールデンキングスのユースチーム「キングスU18」への密着がおこなわれた。 沖縄といえば、大ヒット映画「THE FIRST SLAM DUNK」(2022年公開)で、メインキャラの一人・宮城リョータの故郷として登場したこともあり、バスケ人気が高いことで知られている。 キングスU18の2023シーズン戦績は、地区予選で南地区1位、上位8チームのリーグ戦では5位、35チームのトーナメント戦では3位と好成績を収めている。チームのバスケスタイルは“堅守速攻”。ディフェンスの強度が高く、3ポイントシュートを武器に攻撃力も磨いている。 また、チームの雰囲気は“先輩後輩関係なく思ったことがあったら言う”という風通しの良さがあり、メンバー同士の仲も良いと選手たちは語る。ヘッドコーチで元プロバスケットボール選手の与那嶺コーチは、“チームのやるべきこと”として、「コミュニケーション」「表現力」「日々成長」の3つを掲げている。 そんなキングスU18は、2023-24シーズンを戦い抜いてきたB.LEAGUEU18の4チームとともに、アジアの強敵・中国と世界王者・ドイツの同世代選手らが戦うシーズン最後の戦い「B.LEAGUE U18 INTERNATIONAL CUP 2024」への出場が決まっており、「#101」では彼らの練習の様子がメインに放送された。 キングスU18の初戦の相手は中国。高さがあるチームであるため、それに対抗するには最後までコートを駆け回ることができる運動量が必要だ。 ちなみに、キングスU18の要となる選手は、チームの一期生で3Pシュートを得意としており、チームを引っ張る存在の宜保選手。与那嶺コーチからも「負けず嫌いでストイック」と評価されており、1月におこなわれたオールスターゲームの3Pコンテストでも、U18で唯一出場。トップバッターで18点という点数をたたき出し、Bリーガーのトップ選手をざわつかせた。 そんな宜保選手を有するキングスU18は、インターナショナルカップの9日前に県内の社会人チームと練習試合をおこなうことに。宜保選手を中心に得点を決めスタートは順調だったが、途中逆転されたりと終始接戦となり、結果惜しくも敗れてしまった。 宜保選手は「相手に勝ち切るところがまだ足りない」と分析し、“自分の3Pがないと勝てない”という考えから、さらに練習に励むことを誓うのだった――。 ■キングスU18の正念場…インターナショナルカップ当日の様子に密着 4月4日(木)に放送される「#102」では、「琉球ゴールデンキングスU18」密着の続編として、インターナショナルカップ当日の様子をお届け。大会1日目はチームを2つに分け総当たりのリーグ戦を実施し、暫定順位を決める。2日目はその順位をもとにトーナメントを組み、優勝チームを決めるという流れだ。 中国やドイツなど世界の強豪が集う中、優勝を目指して日々努力を続けてきたキングスU18。相手をバテさせるような運動量を武器に、無事勝利をつかみ取ることができるのか、注目の放送回となっている。 また、「#101」で番組が注目した宜保選手はじめ、第一期生メンバーにとっては高校生最後の試合ということもあり、より一層思い入れが深い大会になりそうだ。チームを勝利に導くために、3Pシュートに磨きをかけてきた宜保選手の姿も、同放送回の注目ポイントと言えるだろう。