森永卓郎氏“日経平均2000円”改めて主張!トランプ氏の一言で「とてつもない円高が日本を」
経済アナリスト森永卓郎氏(67)が2日放送の文化放送特番「森永卓郎と森永康平の親子経済学」(後3・30)に長男の経済アナリスト・森永康平氏(39)と出演し、25年の株価について予測した。 【写真】森永卓郎氏と長男の森永康平氏。森永康平氏X(@KoheiMorinaga)から 森永氏は昨年、YouTube番組で日経平均株価が「来年中に3000円になる。本音を言うと2000円ぐらい。ちょうど今の20分の1くらいになると」と予想し、実業家の堀江貴文氏とバトルになった。 この日の番組でも“2000円”は「十分あり得る」とし、「トランプ氏の再登板で日本に利上げの圧力がかかる。ざっくり計算すると為替市場の取り引きの99・6%は投機なんです。つまり実需に立脚する取り引きはほとんどない、全部バクチで決まってる。そのバクチに、トランプが“円高にするぞ”と言ったらみんな投機家はそこに乗っかる。しかも購買力平価を見ると今90円ぐらいなので1ドル=90円が適正レート、それが150円とかになってたので、もう間違いなくとてつもない円高が日本を襲う。さらに日銀が利上げに出て中小企業や住宅ローンを借りている一般の人は利払いが厳しくなって追い詰められていく。だから2000円というのは十分あり得る」と自身の考えを説明した。 そして1929年のニューヨークダウ暴落や日本のバブル崩壊を例に挙げて「8、9割下がるのは現実に起こっている。少なくとも今年は大きなリスクを抱えているのは間違いないと思うので、ピタッと当てることは難しいが暴落するのは間違いないと思っている」と自説を繰り返した。