【広島】新井貴浩監督「使っているのは自分なので」“朗希対策”が不発で4連勝ならず/一問一答
◆日本生命セ・パ交流戦 広島1―3ロッテ(8日・マツダスタジアム) 広島は、逆転負けで4連勝を逃した。大瀬良の無安打無得点の偉業の翌日を白星で飾れず、17年以来7年ぶりとなるロッテ戦の勝ち越しも持ち越しとなった。 1点リードの5回2死二、三塁、荻野のライナーを羽月が後逸する適時失策で逆転を許した。羽月は、この日のロッテ先発・佐々木に対し、昨年の敵地戦で2点適時打を放っていた。だが、打撃でも佐々木から3三振を含む4三振と“朗希対策”は不発に終わった。 今季3度目の先発となった玉村は、5回2失点(自責0)で2敗目。6回2失点で今季初黒星を喫した1日の敵地ソフトバンク戦に続き、2戦続けて自責0で敗戦投手となった。 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。 ―玉村投手について 「粘り強く、いいピッチングだったと思います。また次も頑張ってもらいたいなと思います」 ―5回は失策で逆転を許した 「慣れないポジションというのはあると思う。そこは使っているのは自分なので。あとはしっかり練習をして、また次に備えてもらいたいなと思います」 ―羽月選手は、佐々木投手との相性を考えての起用か 「去年いいアプローチをしていたので、そういうのもあった。なかなか素晴らしいピッチャーなので、羽月で足を絡めたいなと思って起用しました」 ―佐々木投手に6回3安打と抑え込まれた 「やっぱり素晴らしいピッチャーだなと思いました。真っ直ぐの力もそうですし、フォークのキレも。やっぱりスペシャルなピッチャーだなと思いました。そういうピッチャーと対戦できたので、若い選手はまたさらなる成長につなげてほしいなと思います」 ―攻撃では2回に矢野選手の相手の隙を突く走塁で先取点を奪った 「あそこは、すごくカープらしいというか、ちょっとでも隙があったら突いていく走塁。ナイスランだったと思います」
報知新聞社