加藤愛が行く!岐阜市の愛されフード『ハイショップふじたのスイーツ』を調査! スーパーの3代目が作る連日爆売れのスイーツ
その町以外ではあまり知られていないけど…地元の人はみんな知っている! その町で生まれ、根づく愛されフードを加藤愛が全力で調査します。今回は『岐阜市』の『ハイショップふじたのスイーツ』です。 【動画はコチラ】ほぼ岐阜市だけ愛されフード『ハイショップふじたのスイーツ』をいただきます!【愛されフード】
カヌレにアップルパイ…本格スイーツに愛ちゃん満足!
聞き込みによると、『ハイショップふじた』は地元密着型のスーパーマーケットで、スイーツの種類がとにかく豊富。3代目が夜中に作っていて、インスタグラムで紹介しているそう。 店におじゃますると、野菜や肉、総菜コーナーなどがある中、ざっと40種類以上並ぶスイーツコーナーを発見! このスイーツを作った店長のオススメは、まず"カヌレ"。愛ちゃんは「ものすごく表面がサクサクカリカリ。中は本当にしっとりしています。甘さとほろ苦さが感じられる」と味わいます。 そして、今が旬といえば"アップルパイ"。この日のリンゴは、果肉がしっかりして甘味が強いのが特徴の青森県産"紅玉"。素材を生かすため、砂糖はほとんど入れず、何度も改良を重ねたしっかり食感のパイと合わせ、旬のリンゴの甘味と酸味で味わうアップルパイに仕上げられていました。
スイーツ作りは独学「種類がケーキ店より多い!?」と評判
創業から地元の人に親しまれてきた『ハイショップふじた』。しかし、時代の流れで大手スーパーに客足をとられ、経営が厳しくなっていく中、10年ほど前から3代目が始めたのがスーパーの果物を使ったスイーツ作り。フードロスをなくすため、今でいうSDGsの考え方から始まりました。作り方は独学でネット情報を頼りに挑戦。レシピ通りに作るも、なかなか思うように仕上がらないスイーツの奥深さにはまっていきました。 さらに、その熱に拍車をかけたのは、インスタグラム。2020年頃から毎日更新し「スーパーなのにスイーツがすごい!」と話題になり、今ではフォロワーが2万人以上に。お客さんの期待に応えどんどん本格的になり、レシピは500を超えるとか。もはやパティシエ並みのクオリティーと人気なのです。
昼夜逆転でもがんばる3代目の思いは?
3代目は店長として、朝は仕入れ、昼間はスーパーの様々な業務、夕方に寝て、夜からスイーツ作りと、生活スタイルは昼夜逆転。そこまでして続ける原動力を聞くと、「始める前は、スーパーは赤字でいつやめてもおかしくない状態だった。それに比べたら、がんばった分だけ売れるのは、すごく楽ですよね」と話します。スイーツが話題になったことで、店の売り上げも回復。元々評判だった手作りの総菜や弁当も、スイーツ目当てのお客さんの目にも止まるようになりました。 愛ちゃんは「気づけば10年。スーパーを守るために情熱を注ぐ3代目は日々進化し続け、スイーツの種類も増え続けています。本格スイーツを求めるお客さんたちが、笑顔で選んでいる様子も印象的でした」と今回の調査を締めました。 (CBCテレビ「チャント!」11月15日(金)放送より)
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