「被爆アオギリ」の葉が変色 G7サミット記念館撤去を申し入れ 広島
平和公園の被爆アオギリ1本の葉が変色している問題で、被爆者らがG7広島サミット記念館の撤去を求めました。 被爆アオギリは爆心地から約1.3キロ離れた場所にあったもので、現在は原爆資料館の横で多くの修学旅行生を迎えています。 診断した樹木医は葉が変色したのはサミット記念館の壁への日光の乱反射が原因の一つだと指摘しているということです。 広島県被団協などは記念館の撤去や弱った被爆アオギリへの応急措置などを求めました。 県被団協 佐久間邦彦理事長「来年で(被爆)80年を迎えるわけですから、被爆アオギリは大きな関心を及ぼすと思います。ですから早急に対応を市の方に立てていただきたい」 広島市は被爆アオギリに隣接している壁一面に黒い遮光幕を張る予定だということです。