静岡中央警察署

飲食店やバーなどを共同で経営する会社役員の遺体を損壊した上、静岡県藤枝市の山中に遺棄したとして、静岡市葵区に住む会社役員の男ら3人が逮捕されました。

捜査員に連行される会社役員の男（右）

逮捕されたのは静岡市葵区鷹匠に住む会社役員の男（31）、静岡市葵区六番町に住む飲食店店長の男（27）、静岡市清水区に住むアルバイト店員の女（19）の3人で、2024年6月頃から10月頃までの間に静岡市葵区川越町に住む会社役員の男性（当時30）の遺体を損壊した上、遺棄した疑いです。 捜査関係者によると、遺体が見つかった会社役員の男性と連絡が取れなくなったことから家族が行方不明者届を提出し、警察が捜索していたところ藤枝市の山中から遺体が見つかりました。

捜査員に連行される飲食店店長の男（真ん中のフードをかぶった人物）

その後、DNA型などを調べたところ、遺体は会社役員の男性であることがわかったということです。 また、遺体の状況やこれまでの捜査から5月下旬～6月上旬にかけて死亡したとみられ、衣服が燃やされていたこともわかっています。 関係者の話では死亡した男性と葵区鷹匠に住む会社役員の男は共同で飲食店やバーなどを経営していたほか、葵区六番町に住む飲食店店長の男は死亡した男性から店の代表権を引き継いでいて、金銭トラブルなどがあったと見られています。 警察は男性が死亡した経緯についても事情を知っているとみて調べています。