自ら奪ったPKを決め、先制点を奪った上田綺世(C)GettyImages

【サッカー日本代表・ニュース】サッカー日本代表は24日、アジアカップのグループステージ第3戦でインドネシア代表と対戦。開始早々に上田綺世が奪ったPKを自ら決め先制に成功し、小野伸二氏と槙野智章氏は、その上田綺世の体の使い方を称賛すると同時にリード後のゲーム運びについて言及した。

グループステージ突破をかけてインドネシア代表と対戦したゲームは、開始早々に先制に成功した。開始早々の2分に1トップに入った上田綺世がエリア内でボールを収め、巧みに体を反転させると、たまらずに相手DFが倒してしまう。一度はノーファールとなるも、VARが介入した結果、PKの判定に変更。このPKを上田が自ら決め、6分に先制に成功した。 このシーンを振り返り、小野伸二氏と槙野智章氏は上田のボールキープを絶賛。「上田綺世は上手いですね。ボールの隠し方ね。（相手は）完全につかんでますからね」と槙野氏が言えば、小野氏も「本当に体の使い方が上手かった。相手DFもああせざるを得なかったと思いますね。DFからだとボールが見えないですからね」と思わずうなった。 そして、先制後も両者の意見は共通していた。ゲーム運びに苦しんだ過去2戦を踏まえ、「重要なのはこのあとのゲームの運び方」（槙野氏）、「アドバンテージを取ったけど、このあとどういう組み立て方をするか大事」（小野氏）とコメント。2点目を奪いに行くのか、一旦、展開を落ち着かせるのか、ピッチ上の意識を共有させたい。