江戸時代から伝わる大道芸「南京玉すだれ」 日光の社寺の世界遺産登録25周年を祝い奉納
とちぎテレビ
江戸時代から伝わる大道芸「南京玉すだれ」を継承する団体が19日、日光の社寺の世界遺産登録25周年を祝って、日光東照宮で演目を奉納し観光客を楽しませました。 「あ、さて。あ、さて」の威勢のいい掛け声とともに日光東照宮の五重塔の前で「南京玉すだれ」を披露したのは日本南京玉すだれ協会東京葵会のメンバー11人です。 「南京玉すだれ」は江戸時代に行商人が客寄せで披露したことで広まったと伝えられる大道芸で30センチほどのすだれを歌に合わせて釣竿や橋などに変形させます。 演者たちは、歩きながらパレードできる八房流南京玉すだれの演目や皿回しなどを次々に披露し「日光の社寺」の世界遺産登録25周年を祝いました。中には海外からの旅行客にも楽しんでもらおうと、英語で披露する演者の姿も見られました。 そのほか、女峰山や男体山といった日光ならではのオリジナル演目もあり、訪れた人は日本の伝統文化に見入っていました。
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