【山口県】[光市長選]立候補予定者3人が意見交換会 周南JC・政策主導の選挙戦へ一石
周南3市で活動する周南青年会議所(西田良平理事長、89人)の「愛LOVEひかり2024 ネクストリーダーミーティング」(新周南新聞社など後援)が16日、光市の冠山総合公園のイベントステージで開かれ、光市長選(10月20日告示、27日投票)の立候補予定者3人が、市政のあり方や政策について意見を交換した。 (山上達也)
ポロシャツ、ネクタイ有無で三者三様
光市長選の立候補予定者による意見交換会は、旧光青年会議所が2004年9月に開いて以来20年ぶり。 前市議会議長の木村信秀氏(62)▽前市議会副議長の笹井琢氏(57)▽市川市長が後継指名した自由民主党推薦の前市経済部長、芳岡統氏(55)が出席し、木村氏はオレンジ色のポロシャツ▽笹井氏はネクタイにスーツ▽芳岡氏はノーネクタイにジャケットと、服装は三者三様だった。 西田理事長は「光市の未来ビジョンを皆さんと一緒に考える一日にしたい」とあいさつ。コーディネーターは一般社団法人公開討論会支援リンカーン・フォーラムの橋本雅史さんが務め、会場は約600人で埋まった。
フリートークで中間貯蔵施設問題が登場
意見交換会は「光駅の整備」、「廃校の活用」、「人口減少の対応や光市の未来」、「子育て支援政策」、「高齢者の移動手段の確保」をテーマに進められ、最後のフリートークでは笹井氏が「中国電力が上関町に計画中の使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設に反対する」と表明したことから、橋本さんから見解を求められた木村氏と芳岡氏が意見を述べる一幕もあった。(別表参照) 主管の地域活性化委員会の兼年洋行委員長は「ご来場いただいた皆さんには、光市の課題を自分のことととらえていただけたと思う。もっと光市を好きになるきっかけになってもらえたらうれしい」と期待を込めていた。 会場では意見交換会だけではなく、アトラクションでひかり太鼓の演奏やJフェローのダンスショーが展開された。会場近くにはキッチンカー15台、テント10店が並んでにぎわい、最後は子どもたちへの餅まきと菓子まきで盛り上がった。 意見交換会の様子は21日(土)と22日(日)の正午から午後2時まで、Kビジョンで放映される。周南青年会議所のユーチューブチャンネルにも動画をアップする。