虎ノ門書房で「防災ノート」配布 避難場所やAED設置場所情報も
防災関連ノート「PINPOINT BOSAI」が11月28日から、書店「虎ノ門書房」(港区虎ノ門1)で無料配布されている。(新橋経済新聞) 【写真】虎ノ門書房入り口付近に設置 発行は「中央日本土地建物」(千代田区)。編集は「グー・チョキ・パートナーズ」。協力は虎ノ門のまちづくり活動に取り組む「COME ON!! 虎ノ門製作委員会」。「港区内でも地域によってやるべき防災対策は違ってくるのでは」という仮説の下、さらにエリアを絞った防災情報を届ける目的で企画した。 2023年10月に初開催した防災イベント「PINPOINT BOSAI TORANOMON」では、同じ仮説から防災情報を掲載したマップ「PINPOINT BOSAI TRANOMON」を製作・配布した。今年11月1日には、2回目となる同イベントを開催。イベントに合わせ製作した防災関連ノートを、より多くの人に手に取ってもらう目的で配布を始めた。 A4判。情報ページでは、虎ノ門エリアにいる昼間人口や、港区が管理する公園などに設置されてある「かまどベンチ」の使い方などを紹介し、マップページには街の地図を載せて避難場所やAED設置場所を示す。ノートとして使うことができる空白ページも用意し、港区観光大使の「カモ虎課長」があしらわれている。 中央日本土地建物担当の下向佳子さんは「災害に備えるための防災意識を高めるきっかけになれば。さらなる防災意識を高めるために手に取ってほしい」と話す。 配布は無くなるまで。
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