ユニクロとジーユーを展開するファーストリテイリングは、令和6年能登半島地震の被害地域への取り組みを発表した。

同社が実施する支援内容は以下の通り。

（1）衣料支援

地震発生直後から、衣料支援に向けた在庫の確保などの準備を進め、ユニクロとジーユーの商品（ヒートテック・スタイルヒートなどの肌着類や、ウルトラライトダウンなどの防寒着類）計10万点を用意。

被災地のユニクロ店舗スタッフからの申し出を受け、1月4日に石川県七尾市に計4,433点、同月5日に認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンを通じて、同県珠洲市に計1,200点を支援したとのことだ。

また、石川県の義援物資受付サイトに登録し、県から要請があり次第、支援衣料を届ける準備を整えているという（計3万点の予定）。

（2）支援金

ファーストリテイリングとして、計1億円を被災地の緊急支援に携わる認定NPO法人ADRA Japan、認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに寄付。

同社は今後も、自治体やNPO・NGOなど支援団体からの要請に応えていくとし、世界中で必要とされる支援活動に取り組んでいくとのことだ。