電気や水道など、ライフラインにかかる平均費用はどのくらい? 家族の人数別に紹介!
電気や水道、ガスは、私たちの生活を支える重要なライフラインです。私たちは、毎月ライフラインにいくらくらいお金を使っているのでしょうか。今回は、家族の人数別に、電気・水道・ガスなどといった光熱・水道代の、毎月の平均使用料金を紹介します。 ▼節約のためにトイレを「3回に1回」だけ流すのは危険! 節約効果とデメリットを解説
年代別のライフラインの使用額
総務省統計局の家計調査(2023年)の結果から、家族の人数別に、1世帯当たりのライフラインの使用月額を確認していきます。 <世帯の人員数別、1ヶ月の平均消費支出額> 全世帯平均: 光熱・水道:1万9867円 電気代 :1万222円 ガス代 :4527円 他の光熱 :1070円 上下水道料:4048円 <1人> 光熱・水道:1万3045円 電気代 :6726円 ガス代 :3359円 他の光熱 :720円 上下水道料:2239円 <2人> 光熱・水道:2万1619円 電気代 :1万940円 ガス代 :4971円 他の光熱 :1466円 上下水道料:4242円 <3人> 光熱・水道:2万5082円 電気代 :1万2811円 ガス代 :5591円 他の光熱 :1314円 上下水道料:5366円 <4人> 光熱・水道:2万5655円 電気代 :1万3532円 ガス代 :5284円 他の光熱 :797円 上下水道料:6042円 <5人> 光熱・水道:2万7100円 電気代 :1万4373円 ガス代 :5131円 他の光熱 :889円 上下水道料:6706円 世帯人数が増えるに従って、光熱・水道費や電気代など、ライフラインにかかる費用は増えていくことが分かります。ただし、世帯人数が1人から2人に増えた場合に比べ、2人から3人、3人から4人と増えた場合は、費用の増加率は比較的緩やかになる傾向が見られました。 ライフラインの費用は、世帯人数が1人から2人に増えると大幅に上がりますが、すでに2人以上の家族がいる場合は、家族が1人増えたからといって、そこまで大きく上がりません。 例えば、料理に使うガスの量や、1回のお風呂を沸かすのに使うガスの使用量は、2人世帯であっても大家族であっても、あまり変わりがありません。また、電気代については、家族がリビングなど同じ部屋で過ごす時間が長ければ、家族の人数が増えても、費用が大幅に増加するわけではありません。