永野が「ファンを失った」陣内智則の“ブチギレ騒動”「こいつ力で謝るんだって感じに」
陣内に髪掴まれ「(自分が)変わっちゃった」
お笑い芸人の永野が27日、ABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオSP~俺たちの紅白歌合戦~』に生出演。今年を振り返り、6月22日放送のフジテレビ『さんまのお笑い向上委員会』でぼっ発した陣内智則とのバトル以来、下半期は失速したとした。『向上委員会』では「やってることはお利口な猿みたいなもの」などと暴言を吐いた永野に、陣内が髪をつかんで押し倒し、“ブチギレ騒動”として話題になった。 【写真】陣内智則にブチギレられた永野の姿 再ブレークした永野は、東野幸治から2024年について聞かれ「(9年前の)“ラッセン”のとき踊るだけ踊らされて捨てられたんで、毒舌言うだけ言わされて(メディアから)捨てられるんだっていうのを自分もマネジャーも怖がってて、“防御の1年”っていう感じでしたね」と話した。 東野は、永野の変化に触れた。今年前半、東野のYouTube出演時は輝いていたという。「有吉みたいになんの?」と質問した際、「同期の人に“同期みたいになれ”というのは」と眼光鋭く返されたという。それが2か月後に片鱗もなくなり、笑顔も消えたという。「“陣内の変”で」とズバリ指摘された永野は、「初めてだったんで、フィジカルで来られたのが」と明かし「やっぱりあれは大きかったですね」と続けた。 東野が「陣内の話(を)してるとき、ずっと頭をなでてる」というと、永野は「(髪が)ちぎれましたからね。湾岸(スタジオ)で何十本もちぎれて」と返した。当時について「さんまさんも怖かったですね。ちぎれてどうなんだろうとなってたら、“これがエンタメや”って言われて、収録中。これがエンタメじゃないだろう”と思ったんですけど、頭痛くて。(次に)陣内さんが来て耳元で“これで終わりにしような”って言われて」と振り返った。 永野は「それまではイケイケで再ブレークで、毒舌で“オレたちの代弁者”みたいになって。“無敵状態”ってよく言われてたんですけど、“こいつ力で謝るんだ”って感じになって。陣内さん(騒動)のとき、ファンを失いましたね」と告白。「“それでも行く”みたいなのがウケるんですよ。でもオンエア見たら、陣内さんが“これで終わりにしよな”って、僕がペコペコしてて。その後、陣内さんのYouTubeに呼ばれたんです。コラボならウィンウィンだけど、陣内さんに“反省会しよな”って言われて(また)ペコペコ頭下げて、収益は全部陣内チャンネルに行って」と打ち明けた。 バトル騒動は「(実際は)オンエアの4倍ぐらいありましたからね」と話した永野。東野が「“ツッコミや”って言ってたで、陣内」とあおると、永野は「ツッコミで髪の毛ちぎれるんですか」と困惑した。永野は「誰も笑ってなかったですからね、その時間」といい、芸人仲間から声も掛けられなかったという。収録後、さんまの楽屋にあいさつに行くと、陣内と出くわしたという。永野は「2人並んじゃったんです。さんまさんに“大丈夫やったか?”って気使っていただいて。“大丈夫です”としか言えない」とした。 永野は「あれ(騒動)以降ですね。(自分が)変わっちゃったっていうか。ちょっとしゃべんなくなったでしょう。(関西テレビ)『マルコポロリ!』とか」と言うと、東野は肯定。「ここまでつぶされるとは思ってなかった。敵だと思ってるんですよ、東野さんも。誰も声かけてくれないし、被害にあったときも。”永野さ~ん”って言ってた後輩も。こういう世界なんだっていう勉強はしました」と力を込めた。 騒動後について「よく人に頭を下げてましたね。“すいません”が口ぐせになって」と話した永野だが、「陣内さんは表でやってくれたんで感謝してます」とも発言。東野が、裏でプロデューサーやほかのタレントのマネジャーににらまれることもあるかと聞かれると、永野は認めた。 先日、『向上委員会』の24年総集編に呼ばれたという永野は「陣内さんとさんまさんの前に出て行きました。オンエアは分かんないですけど、さんまさんが開口一番、“お前があれ悪いねん”って言われて。“えっ、すいません”“陣内は笑いが欲しかったんや。なあ陣内”みたいに事が進められて。“吉本入りたいな”って思いましたね。“ちいせえな、ウチの事務所”って」と最新の状況を明かした。
ENCOUNT編集部