車掌がスマホでゲーム、走行中の京王線で2件相次ぐ 利用者からの指摘で発覚...2人は処分へ
京王電鉄は2025年1月8日、走行中の京王線で車掌が私物のスマートフォンを使う事案が2件発生したと発表した。いずれも利用者からの指摘で発覚。事故や列車の遅延はなかったとしている。同社広報部は1月9日、2人の車掌を処分する方針だと取材に説明した。 【画像】京王電鉄による実際のお詫び文 ■乗務中の私用スマートフォン・携帯電話の所持は原則禁止 京王電鉄によれば、24年12月31日7時10分ごろ、京王線の高尾駅~山田駅間を走行していた新宿駅行きの列車で、車掌がスマホでゲームをしていた。 また、25年1月6日15時25分ごろ、笹塚駅~明大前駅間を走行していた京王八王子駅行きの列車で、別の車掌がスマホでゲームをしていた。 京王電鉄は8日、「ご利用のお客さまにご迷惑・ご心配をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」と公式サイトで謝罪。2人の車掌を社内規程にのっとって処分する方針だ。 「改めて社内規程に則り、原則として、乗務中の私用スマートフォン・携帯電話の所持禁止について、再徹底してまいります」との方針を示している。