センバツ2024 チーム紹介 阿南光 守備編 相性抜群のバッテリー /徳島
昨秋の公式戦全8試合で先発した主戦の吉岡暖(はる)(2年)と捕手の井坂琉星(りゅうせい)主将(同)は、地元の硬式少年野球チーム「徳島阿南シティホープ」に所属していた中学1年からバッテリーを組む。「吉岡は打者に向かっていく負けん気の強さが魅力。井坂は手綱を締めて抑える捕手向きの性格」と高橋徳(あつし)監督。2人の息はぴったりで、相性の良さに太鼓判を押す。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 吉岡は最速146キロの右の本格派。直球とカットボール、緩いカーブのコンビネーションを駆使する。スライダーやツーシーム、フォークなど変化球も多彩。追い込まれてからも変化球でストライクを取れるのが強みだ。昨秋の公式戦では7試合を完投した。 後ろには、中堅手でもあるサウスポーの福田修盛(同)、下手投げの大坂将太(1年)が控える。 センバツで先発が予想される吉岡は「注目してほしいのはストレート。甲子園では緊張すると思うが、胸を張って堂々と投げたい」と抱負を語る。【山本芳博】 ……………………………………………………………………………………………………… ◇阿南光の秋の大会の投手成績 投手 試合数 防御率 吉岡暖 8 2.44 福田修盛 1 9.00 大坂将太 1 9.00 ※県大会、四国地区大会の計8試合